『僕らの哲学的対話 棋士と哲学者』という書籍。これは”異色顔合わせ”による哲学的対話の記録です。
将棋棋士である糸谷哲郎さんは羽生善治さんをはじめとする歴戦の棋士らと対戦し竜王の座を獲得。
ひさびさに20代にしてタイトル保持者となった方です。
また現役棋士として初めて国立大学へ進学。
大学院ではハイデガー研究で修士学位を取得されました。
そんな糸谷さんが当時、同じ研究室で議論し合ったのが哲学者の戸谷洋志さん。
戸谷さんは、ドイツの哲学者ハンス・ヨナスを研究する一方で、アカデミズムにこもることなく市民とのワークショップ「哲学カフェ」を各地で開催してきました。
例えば、いまAI(人工知能)を搭載した将棋ソフトが驚異的な進化を遂げる中、現場の棋士はAIと人間の関係をどう捉えているのでしょうか?
「人間」の自明性が問われる現在、1988年生まれの同世代の二人が、勝負論や幸福論などを切り口に、それぞれの立場から「人間」を巡る様々な問いを考察していきます。
今回のトークイベントでは、著者お二人が本書を通じて語り尽くせなかったテーマや、将棋や哲学に関する参加者からの様々な質問にも答えていただきます。
【プロフィール】
戸谷洋志(とや・ひろし)
1988年、東京都世田谷区出身。哲学研究者。
法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻博士課程満期取得退学。
現在は追手門学院大学の特任助教。現代ドイツ思想を中心にしながら、テクノロジーと社会の関係を研究。
また、「哲学カフェ」を始めとした哲学の社会的実践にも取り組んでいる。
第31回暁烏敏賞受賞。著書に『Jポップで考える哲学――自分を問い直すための15曲』(講談社)、『ハンス・ヨナスを読む』(堀之内出版)がある。
糸谷哲郎(いとだに・てつろう)
1988年、広島県広島市出身。将棋棋士。八段。順位戦A級。
「関西若手四天王」の一角として注目を集め、2014年に羽生善治、森内俊之らを下して竜王獲得、久々の20代タイトル保持者となった。
現役の棋士として初めて国立大学へ進学し、大阪大学文学部にて哲学・思想文化学を研究。
大学院ではハイデガー及びヒューバート・ドレイファスを研究し修士学位を取得。
著書に『現代将棋の思想 一手損角換わり編』(マイナビ)、共著に『糸谷&斎藤の現代将棋解体新書』(マイナビ)がある。
【注意事項】
・お座席は自由席です。会場にお越しの順にお入りいただきます。
・会場でのご飲食は9Fでお買上げの商品のみとさせていただいております。
・録音・録画はご遠慮頂いております。
・お客様ご都合によるキャンセルは承っておりません。予め御了承ください。
・本イベントはEC、店頭でのご購入の両方でTポイント対象となりますが、ルクアポイントは店頭ご購入の場合のみ対象となります。
・お子様の価格設定はございません。大人と同じように席を有する場合は大人と同額を頂戴いたします。
・ベビーカーはお預かりする場所がございませんので予めご了承ください。
・お子様が泣かれた場合、ご配慮を頂戴できますようお願いすることがございます。
・サイン会は当店でご購入頂いた方のみご参加いただけます。
・サイン本のお渡し会の場合、名いれ等はお断りをさせていただく場合がございます。
※※※オンラインショッピングでのご購入前に必ず下記をご確認ください※※※
1. お支払い方法はクレジットカード決済のみとさせていただきます。
2. お申し込み完了後、梅田 蔦屋書店よりご案内のメールをお送りいたします。
≪≪メールは即時ではなく、確認にお時間を頂いております。≫≫
そのメールをイベント当日に会場(梅田 蔦屋書店 4thラウンジ)までプリントアウトしてご持参いただくか、携帯電話等でメール受信画面をご提示ください。
※メールがエラーで戻ってきてしまう方がいらっしゃいます。ご登録のアドレスを今一度ご確認頂き、ご購入くださいませ。
3. 定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
4. お客様都合によるキャンセルは承っておりません。あらかじめご了承ください。
5. オンラインストアでの受付は 2018年12月16日(日)まで。
会期 / 2018年12月16日(日)
定員 / 80名
時間 / 19:00~20:30(開場18:30)
講師/ゲスト / 戸谷洋志
糸谷哲郎
場所 / 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
主催 / 梅田 蔦屋書店
参加費 / 1,500円(税込)
共催・協力 / 株式会社イースト・プレス
申し込み方法 / 梅田 蔦屋書店オンラインショッピングまたは店頭にてお申し込みください。
※オンラインショッピングでは決済のみとなり、チケットの発送はございません。 イベント当日にお渡しします。
問い合わせ先 / umeda_event@ccc.co.jp