南九州のローカル神様「田の神さあ」に焦点をあてたZINE『ローカル神様お国巡り その1 鹿児島の田の神さあ』の発売を記念して、文・編集を手がけた大石始さんと、写真・デザインを手がけた大石慶子さん、ゲストに馬喰町バンドの武徹太郎さんをお招きしてトークイベントを開催いたします。
「田の神さあ」は南九州だけに伝わる稲作の神様。
本書は数年前からその造形と独特の信仰世界に惹かれていた大石さんが今年の7月、4日間かけて40か所近くの田の神さあを撮影した一部をまとめたものです。
前半は大石さん夫妻が田の神さあと出会うきっかけになった祭りや各地のローカル神様を映像と写真で紹介し、後半は武徹太郎さんと田の神さあの造形的な魅力についてお話をします。
民俗学好きにはたまらない、少しマニアックだけどとっても気になる摩訶不思議なローカル神様の世界。
本書では登場していない映像と写真もたっぷりご覧いただけますので、ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
大石始(おおいし・はじめ)
日本の祭りとアジアを中心とする各地の地域文化を追いかけるライター/エディター。
近著書に2016年の『ニッポンのマツリズム』(アルテスパブリッシング)、2015年の『ニッポン大音頭時代』(河出書房新社)、編著書に『大韓ロック探訪記』(DU BOOKS)、『GLOCAL BEATS』(音楽出版社)など。
サイゾー、mysound、Mikiki、ナタリーで連載中。
大石慶子(おおいし・けいこ)
フォトグラファー/デザイナー。
『MANU&CHAO』(音楽出版社)では日本語版デザインを、『大韓ロック探訪記』(DU BOOKS)ではデザインと写真を担当。
雑誌「DISCOVER JAPAN」の連載「あなたの知らないニッポンのマツリ」や『ニッポンのマツリズム』(アルテスパブリッシング)では写真撮影を担当している。
武徹太郎(たけ・てつたろう)
音楽家/美術家
音楽の根を探るユニット、馬喰町バンドのリーダーとしてアジアの民族音楽のフィールドワークや、古謡・童歌の採集、アフロビートからヒップホップまでを取り入れた独自の楽曲、楽器を製作して発表している。
音楽ライヴのほかにアニメーションや映画音楽、NHK Eテレ「シャキーン」への作曲、演劇舞台、ダンス伴奏なども。
2018年にはシャキーンの新コーナー「まつりばなし」を担当、日本各地の郷土芸能やお祭りを取材して廻り、それをモチーフに音楽アニメーション劇を製作。
紙芝居と音楽を組み合わせた音楽紙芝居のソロ・パフォーマンスも各地で巡業中。
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order