2014年度ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリを獲得した竹沢うるまさんの写真と、詩人の谷川俊太郎さんが描きおろした詩とで「一冊の詩」になっているビジュアルブック「今」。
3年かけて世界100カ国以上を巡った竹沢さんの写真に何を感じて、谷川さんは「今」という詩を生んだのか? 言葉と写真の関係、そして、同時代の世界と日本の「今の今」について、語り下ろします。
※トーク終了後、竹沢さんと谷川さんのサイン会を開催します。
対象書籍『今』お一人様1冊まで。
竹沢うるま
たけざわ・うるま
1977年生まれ。同志社大学法学部法律学科に入学。在学中、本土とは異なる文化を持つ沖縄を訪れ、写真が持つ記録という機能に深い関心を抱き、独学で写真を学び始める。卒業後、出版社のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年より写真家としての活動を本格的に開始し、現在に至る。 代表作は1021日103カ国を巡る旅をまとめた写真集「Walkabout」と旅行記「The Songlines」。 2015年 第3回日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリ受賞。 * Uruma は沖縄の方言で珊瑚の島という意味
© 深堀瑞穂
谷川俊太郎
たにかわ・しゅんたろう
1931年東京生まれ。詩人。 1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。受賞・著書多数。 詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。 近年では、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。近著に「自選 谷川俊太郎詩集」(岩波文庫)、「おやすみ神たち」(共著・ナナロク社)などがある。