2015/05/30(土)
Courtesy Mizuma Art Gallery
幻冬舎plus×リブロ池袋本店presents第5弾は、『アウトサイダー・アート入門』の刊行を記念して、椹木野衣さんと会田誠さんのトークイベントを開催します。
『アウトサイダー・アート入門』序章の最後で、「日本での純粋美術(ファインアート)そのものが、欧米から見たら『アウトサイダー・アート』であり、極東での一変種ではないか」と問題提起した椹木野衣さん。そして、その日本の美術界でタブーを表現し続ける現代美術家の会田誠さん。おふたりが、「日本における美術のありか」「アウトサイダー・アートとは何か」を語り合います。
イベント参加ご希望の方はリブロ池袋本店書籍館地下1階リファレンスカウンターにて参加チケットをお求め頂くか、お問合せ番号で電話予約ください。
日時:5月30日(土)午後7時~
会場:西武池袋本店別館8階 池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール
参加チケット:1,000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
(10時~22時受付/イベント当日は午後6時10分まで受付、その後6時30分より会場入口にて受付予定です)
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
【プロフィール】
椹木野衣 (さわらぎ・のい)
一九六二年埼玉県生まれ。美術評論家。多摩美術大学美術学部教授。同大学芸術人類学研究所所員。同志社大学卒。『シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』『なんにもないところから芸術がはじまる』(ともに新潮社)、『「爆心地」の芸術』(晶文社)、『太郎と爆発』(河出書房新社)、『戦争と万博』『後美術論』(ともに美術出版社)、『反アート入門』『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎)など著書多数。
会田誠 (あいだ・まこと)
1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。
絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。小説「青春と変態」(ABC出版、1996年/筑摩書房、2013年)、漫画「ミュータント花子」(ABC出版、1999年/ミヅマアートギャラリー、2012年)、エッセイ集「カリコリせんとや生まれけむ」(幻冬舎、2010年)、「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」(幻冬舎、2012年)など著作多数。
自身の制作を追ったドキュメンタリー映画に「≒会田誠~無気力大陸」(B.B.B. Inc.、2003年公開)、「駄作の中にだけ俺がいる」(Z-factory、2012年公開)がある。
近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館、東京、2012-13年)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、ナント、フランス、14年)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、鹿児島、14年)、「MAKOTO AIDA」(ギャラリーペロタン、香港、14年)。9月12日より新潟県立近代美術館にて個展開催予定。
聞き手:穂原俊二(ほばら・しゅんじ)
太田出版・発行人。椹木野衣「反アート入門」「アウトサイダー・アート入門」、村上隆「芸術起業論」「芸術闘争論」、会田誠「カリコリせんとや生まれけむ」「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」、三潴末雄「アートにとって価値とは何か」、森川嘉一郎「おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ・カタログ」、「EXPO70伝説―日本万国博覧会アンオフィシャル・ガイドブック」などを編集。
2015年5月30日(土)