徹底した当事者取材！発達障害の認知が広まるなかで増える「グレーゾーン」に迫る
近年、NHKが特集するなど話題になることが多い「大人の発達障害」「学生時代は大丈夫だったのに、社会に出たらミスばかりする」「雑談が苦手で、周りから“空気が読めない人”と言われてしまう」「衝動的にカッとなったり、一か所にジッとしていられない」そういった悩みを抱えた人が今「自分もそうかも？」と専門外来に殺到し、病院によっては数か月待ちという状況すら生まれています。
しかし発達障害の“傾向”を指摘されながら、正式な“診断”には至らない「グレーゾーン」と呼ばれる人たちが相当数いるのをご存知でしょうか。
彼らの多くは「クローズ就労（＝会社には隠した状態）」で働き、「家族や友人にもなかなか理解してもらえない」という困難を抱えたまま暮らしています。そして「自分もそうかも？」と思う人は、かなりの確率でこのグレーゾーンに当てはまる可能性があるのです。
「結局どんな医者に診てもらったかで発達障害かどうか決まっちゃう」（当事者談）
今では発達障害に関してさまざまなコンテンツが生まれていますが、グレーゾーン（成人）にフォーカスしたものは、ほぼありませんでした。
そこで著者の姫野桂さんは「グレーゾーンを可視化する」という試みを始めます。
当事者インタビューや当時者会への参加、精神科医、就労支援団体などへの取材を通じて、グレーゾーンとは何か？なぜこれほどまでに生きづらさを抱えるのか？を解き明かしていきます。
また本書ではこれまで著者が見聞きした、発達障害の当事者やグレーゾーンの人が実践する「ライフハック」も収録しています。
発達障害について知りたい人や、発達障害らしき症状に悩んでいる人にとって、少しでも生活向上のヒントになってくれたらうれしいです。
フリーライターの姫野桂さんが取材した内容をもとに「グレーゾーンとは何か？」「なぜ生きづらいのか？」について語っていただきます。講演会のあとはサイン会を開催いたします。
【日時】
12月20日（木）19時開演（18時45分開場）
【場所】
グランデ7Fイベントスペース
【参加方法】
姫野桂 著「発達障害グレーゾーン」820円（税別）（扶桑社）をグランデ1Fでご購入いただいた方に、参加券をお渡しいたします。（定員50名）
・お電話(03-3295-0011)・メール(grande@shosen.co.jp)でご予約もお受けいたします。
・ご予約の方は12/20～イベント当日までにグランデ1Fでお会計後、商品と参加券をお渡しいたします。
★SNS（ツイッター）を利用されている方へ
当日は姫野さんのツィッター画面をスクリーンに投影予定です。
ぜひイベント中からハッシュタグ「#グレさん」をつけてイベントの感想や登壇者への質問、ご自身の悩みなどをつぶやいてください。
登壇者がタイミングを見計らってお答えします。
【プロフィール】
姫野桂（ひめの・けい）
フリーライター。1987年生まれ。
宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。
25歳の時にライターに転身。現在はウェブなどで執筆中。
専門は性、社会問題、生きづらさ。
著書に「私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音」（イースト・プレス）
特別協力/OMgray（オムグレイ）事務局
軽度の発達障害特性に悩む人の当事者会「ぐれ会！」や「グレーゾーンのための問題解決シェア会」運営
鈴木悠平（すずき・ゆうへい）
文筆家・編集者。1987年生まれ。
株式会社LITALICO、LITALICO発達ナビ・LITALICO仕事ナビ編集長 ADHDグレーゾーン。
軽度の隠れ吃音あり。
【ご注意事項】
※参加券1枚につきお１人様がご入場できます。
※会場内でのお客様の特典以外の撮影・録音・録画等の行為は一切禁止です。
※お客様のご都合によるキャンセルはお受けできません。
