【ジュンク堂書店 難波店】
2018年12月26日(水) 18:30開演
昨年では予想だにできなかった今年の朝鮮半島情勢。対決から対話・平和構築へと進んでいる。4月27日の板門店会談、6月12日の米朝シンガポール共同声明と続き、韓国―北朝鮮の関係改善、交流は次々と実現、南北首脳会談は今年ですでに3回を数えた。次は朝鮮戦争の終結宣言と米朝の平和条約締結に。しかし、現状は米朝間の非核化をめぐる溝がなかなか埋まらない。
今後米朝関係はどうなるのか。韓国現代史の研究者であるお2人に現在の朝鮮半島情勢、米朝関係についてどうみるかを話し合っていただき、フロアーからの応答を企画するトークセッションです。
金光男(キム・クアンナム)
1950年生まれ。在日韓国人2世。在日韓国青年同盟大阪府本部委員長、中央本部委員長を歴任し、1990年に在日韓国研究所を設立、海外コリアンの交流を目的にしたGlobal Korean Networak事務局長、金大中政権時代に韓国民団兵庫県本部事務局長。現在は在日韓国研究所代表として、朝鮮半島の情勢分析、韓国と日本の労働・市民社会交流を行っている。著者に『朝鮮半島 未来を読む 文在寅・金正恩・トランプ 非核化実現へ』(東方出版)など
文京洙(ムン・ギョンス)
1950年生まれ。立命館大学国際関係学部特任教授。1948年の済州島4・3事件研究者であるとともに、「済州四・三犠牲者慰霊碑」(大阪市天王寺区、統国寺境内に建立)を日韓の市民が協力し今年11月18日に建立。著者に『新・韓国現代史』(岩波新書)『済州島四・三事件』(岩波現代新書)『在日朝鮮人問題の起源』(クレイン)、在日コリアン総合雑誌『抗路』の編集を続けている。
■会場・受付 … 3階カウンター前特設会場。入場料無料(定員30名)
ジュンク堂書店 難波店
TEL 06-4396-4771