2019年2月12日(火)

山本圭 × 水島治郎トークイベント「左派ポピュリズム」とは何か? シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』、エルネスト・ラクラウ『ポピュリズムの理性』(明石書店)刊行記念

【ジュンク堂 池袋本店】
トランプ大統領の誕生や、英国のEU離脱の原動力になったといわれるポピュリズム。
この間の右派ポピュリズムの席巻に対抗するための指南書『ポピュリズムの理性』と『左派ポピュリズムのために』が刊行された。
ギリシャのシリザやスペインのポデモスをはじめ、米国のサンダース、さらには英国のコービンまで、いわば左からのポピュリズムには、現在、期待と懸念が混じった視線が集まっている。
左派ポピュリズムは極右ポピュリズムや新自由主義への対抗軸となるのだろうか? 理論・現実の双方から、現在のポピュリズムを明らかにするとともに、その可能性を考える。

【講師紹介】
山本 圭 (やまもと・けい)
立命館大学法学部准教授。
専門は現代政治理論、民主主義論。
主な著作に『不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想』(岩波書店、2016年)、『ポスト代表制の政治学―デモクラシーの危機に抗して』(共編著、ナカニシヤ出版、2015年)、『〈つながり〉の現代思想』(共編著、明石書店、2018年)など。
訳書に、エルネスト・ラクラウ『現代革命の新たな考察』(法政大学出版局、2014年)、『左派ポピュリズムのために』(共訳、明石書店、2019年)など。

水島治郎(みずしま・じろう)
千葉大学法政経学部教授。
専攻はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史。
著書に『ポピュリズムとは何か -民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書、2016年、第38回石橋湛山賞)、『反転する福祉国家―オランダモデルの光と影』(岩波書店、2012年、第15回損保ジャパン記念財団賞受賞)、『保守の比較政治学』(編、岩波書店、2016年)、『ポピュリズムの本質』(共編著、中央公論新社、2018年)、『現代世界の陛下たち』(共編著、ミネルヴァ書房、2018年)など。

【日時】
2019年02月12日(火)
19:00開場 19:30開演

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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