『イエス伝』(2015、中央公論新社)などの著者であり、自らもキリスト者である若松英輔さん。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(2017、岩波新書)などの著作がある哲学者である山本芳久さん。
ともに同じ神父に学んだ二人が、中世哲学・神学の巨人トマス・アクィナスと、彼に影響を受けた近代日本の哲学者や文学者たちの言葉を読み解く。言葉・神秘・歴史・悪・愛・聖性の6つの切り口をもとに、静的で倫理的なキリスト教のイメージを動的に刷新する、非キリスト者にも開かれた柔らかくも深遠な画期的キリスト教講義。※トーク終了後、若松さん、山本さんのサイン会がございます。
日時
2018年12月25日 (火) 19:00~20:30 (開場18:30)
会場
本店 8F ギャラリー
募集人員
80名(お申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
1階カウンターにて、対象書籍をお買い求めの方に参加券をお渡しいたします。
(参加券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。)
また、お電話によるお申込みも承ります。 (電話番号:03-3281-8201)
電話予約の方もご購入+参加券お渡し後のご入場となります。当日開演時間までにお求めください。開演1時間前からは8階カウンターで受付いたします。
▼参加対象書籍:『キリスト教講義』 (12/15発売、本体価格1,850円)
※このイベントは、八重洲ブックカードゴールド会員の方は予約のみでご参加いただけます。ご入場の際にゴールドカードをご提示ください。
※対象書籍の発売前でもご予約できます。
主催:八重洲ブックセンター
若松英輔(わかまつ えいすけ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、批評家。1968年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で三田文学新人賞受賞。『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)で角川財団学芸賞受賞。著書に『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』『池田晶子 不滅の哲学』(トランスビュー)、『吉満義彦 詩と天使の形而上学』『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波書店)、『生きる哲学』(文春新書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『イエス伝』(中央公論新社)、『常世の花 石牟礼道子』(亜紀書房)など。
山本芳久(やまもと よしひさ)
東京大学大学院総合文化研究科准教授。1973年生まれ。東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教哲学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格の存在論』(知泉書館)がある。