韓国フェミニズムムーブメントの牽引役となった2冊の本が相次いで邦訳され、話題となっています。
韓国で100万部を超える大ベストセラーで社会現象となった『82年生まれ、キム・ジヨン』と、独立系出版社の第1作ながら若い女性に支持を広げた『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』。
小説とマニュアル本とスタイルは違いますが、女性をとりまく現実を詳細に描き、熱いメッセージを発信している点では共通しています。
日本でも度重なるセクハラ事件、医学部入試女子差別などジェンダーギャップへの怒りが高まっている昨今、隣国からのメッセージはどんな刺激をもたらしてくれるのか。
両作の翻訳者がとことん語ります。
【プロフィール】
斎藤真理子
翻訳家。
訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(共訳、クレイン)、『ピンポン』(白水社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ファン・ジョンウン『誰でもない』(晶文社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、チョン・ミョングァン『鯨』(晶文社)、チョン・スチャン『羞恥』(みすず書房)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)などがある。
『カステラ』で第1回日本翻訳大賞を受賞した。
すんみ
早稲田大学大学院文学研究科修了。
訳書に、キム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』(晶文社)、リュ・ジョンフン他『北朝鮮 おどろきの大転換』(共訳、河出書房新社)など。
小山内園子
東北大学教育学部卒業。社会福祉士。
2007年、社会福祉士として派遣された韓国「ソウル女性の電話」にて、差別や暴力被害に苦しむ韓国の女性たちの現状を知る。
訳書に、姜仁淑『韓国の自然主義文学 ―― 韓日仏の比較研究から』(クオン)、キム・シンフェ『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』(竹書房)、リュ・ジョンフン他『北朝鮮 おどろきの大転換』(共訳、河出書房新社)、チョン・ソンテ『遠足』(クオン)など。
【開催日】
2019年2月1日(金)
【時間】
19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
【会場】
Title 1階特設スペース
【参加費】
1000円+1ドリンク500円
【定員】
25名
※当イベントは定員に達しましたので受付を終了いたしました。