2015年5月19日(火)

『アラヤシキの住人たち』トークセッション  内山節さん×著者・本橋成一さん

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2015年05月19日(火)18:30 ~

写真絵本『アラヤシキの住人たち』や5月に公開される同名映画作品の舞台となった真木共働学舎は、長野県小谷村の車が通わない山道を1時間半歩いたところにあります。生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」として創設され、今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人も、そうでない人も、だれもが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあう共同生活を、集落の中の「アラヤシキ(新屋敷)」で40年続けてきました。本作品ではくり返されるその営みの一年間とその時間の流れを記録しました。上野村で畑を耕し、森を歩きながら暮らしている内山節さんをお迎えして、「アラヤシキ」に流れる暮らしや時間を語っていただきます。

<プロフィール>
本橋 成一 (もとはし せいいち)
1940年東京生まれ。写真家、映画監督。九州・北海道の炭鉱の人々を撮った作品『炭鉱〈ヤマ〉』で1968年第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築地魚河岸、大衆芸能など、市井の人々の生きざまに惹かれ写真を撮りつづける。映画監督作品にチェルノブイリ原発事故の被災地で暮らす人々を撮影した『ナージャの村』『アレクセイと泉』など。写真集に『屠場〈とば〉』(平凡社)、『上野駅の幕間』(平凡社)、写真絵本に『うちは精肉店』(農文協)など。1998年写真集『ナージャの村』(平凡社)で第17回土門拳賞受賞。2015年、映画『アラヤシキの住人たち』を製作・監督。

内山 節 (うちやま たかし)
1950年東京生まれ。哲学者。『労働過程論ノート』(1976年、田畑書店)で哲学・評論界に登場。1970年代から東京と群馬県上野村を往復して暮らす。趣味の釣りをとおして、川、山と村、そこでの労働のあり方についての論考を展開。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集長。2010年4月より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授。2015年3月退官。『内山節著作集』(農文協)刊行中。

開催日時:2015年5月19日(火) 開演18:30 (開場18:00)
開催場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 7階喫茶コーナー
定員:40名
入場料:1000円(ドリンク付)

お問い合わせ・ご予約は下記まで
MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(東急百貨店本店7F)
電話:03-5456-2111
営業時間:10:00〜21:00

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