文化系トークラジオLife、サブパーソナリティの宮崎智之です。
2019年最初のイベントは、昨年と同様、「文化系大新年会」と題して、「本」のトークをしたいと思います。
4月にはいよいよ平成が終わり、5月から新年号の時代が始まります。
「平成最後の~」なんていう枕詞も頻繁に目にし、新しい時代に対して、期待感、不安感が入り混じる雰囲気が社会を覆っています。
年末の放送「文化系大忘年会」だけでは語り尽くせなかった、2018年を象徴する「これは読んでおくべき」という本を紹介しながら、新年号の時代が始まる2019年を展望します。
今回は、わたくし宮崎のほか、速水健朗さん、斎藤哲也さん、海猫沢めろんさん、倉本さおりさん、塚越健司さん、矢野利裕さんとLifeでお馴染みの出演者がずらりと並ぶ予定です。イベント終了後には、倉本さんによる新年初の”本の叩き売り”も行います!
みなさんのご来場をお待ちしています!
日 時:2019年1月27日(日) 16:00~18:00(開場15:45)
場 所:紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
参加費:2000円(当日、会場にてお支払いいただきます)
ご予約:1月9日(水)12:00~ 以下のpeatixサイトで受け付けます。
チケットのご予約はこちら
定 員:50名
※定員に達ししだい受付を終了いたします。
出演:速水健朗、斎藤哲也、海猫沢めろん、倉本さおり、塚越健司、矢野利裕、宮崎智之
《プロフィール》
速水健朗(はやみず・けんろう)
1973年生まれ。編集者、ライター。
メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など専門領域は多岐にわたる。
TOKYO FM「速水健朗のクロノス・フライデー」のメインパーソナリティ。
著書に『フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人』(朝日新書)、『1995年』(ちくま新書)、『東京どこに住む 住所格差と人生格差』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)など。
朝日新聞では出版時評を連載。
斎藤哲也(さいとう・てつや)
1971年生まれ。フリーの編集者・ライター。
人文思想系、社会科学系の編集・取材・構成を数多く手がける。
著書に『試験に出る哲学――「センター試験」で西洋思想に入門する』(NHK出版)編著に『読解 評論文キーワード』(筑摩書房)、『使える新書』(WAVE出版)など。
監修・編集に『哲学用語図鑑』『続・哲学用語図鑑』(田中正人著、プレジデント社)、取材・構成に『おとなの教養』(池上彰・NHK出版新書)、『世界史の極意』(佐藤優著、NHK出版新書)、『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』(光文社新書)ほか多数。
海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)
1975年、大阪府大阪市生まれ。兵庫県姫路市育ち。作家。
ホスト、DTPデザイナー、放送作家など様々な職業を経て2004年『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。
各文芸誌で執筆を始め、『キッズファイヤー・ドットコム』(講談社)で第39回野間文芸新人賞候補作、翌年に第59回熊日文学賞を受賞。
JFNラジオ「ON THE PLANET」水曜メインパーソナリティ。
最新作は『BL古典セレクション2 古事記』(左右社)。
倉本さおり(くらもと・さおり)
1979年東京都生まれ。ライター、書評家。
文學界「新人小説月評」、毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」、小説トリッパー「クロスレビュー」を担当のほか、「週刊新潮」誌上にて「ベストセラー街道をゆく!」連載中。
共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)。
塚越健司(つかごし・けんじ)
1984年生まれ。学習院大学非常勤講師。
専攻は情報社会学、社会哲学。
ハッカーやネット社会を中心に研究。
著書に『ハクティビズムとは何か』(ソフトバンク新書)など。TBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』火曜ニュースクリップ担当としてレギュラー出演中。
矢野利裕(やの・としひろ)
1983年生まれ。杉並区育ち。批評家/DJ。
14年「自分ならざる者を精一杯に生きる 町田康論」で、群像新人文学賞評論部門優秀作。
著書に『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)、『SMAPは終わらない』(垣内出版)、共著に、宇佐美毅・千田洋幸編『村上春樹と二十一世紀』(おうふう)など。
宮崎智之(みやざき・ともゆき)
1982年3月生まれ、東京都出身。
明治大学文学部卒業後、大学受験予備校、地域紙記者、編集プロダクションを経てフリーライターに。
若者、恋愛、カルチャーなど幅広い分野で執筆活動を展開している。
2018年6月8日に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)を出版した。
共著『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル、2019年2月発売予定)近刊。