2019年1月20日(日)

【文学の教室】藤谷治「ガルシア=マルケス『百年の孤独』を全3回でじっくりと読む会」

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『百年の孤独』の初版は1967年(日本語版は1972年)。50年以上も前の小説にもかかわらず、いまも生涯ベストの作品に挙げる人が多数います。
ガルシア=マルケスの代表作であるだけでなく、ラテンアメリカ文学を代表する作品といえるでしょう。

フィクショネス×本屋B&B「文学の教室」は、1つの作品、1つの国や時代、1人の作家などに焦点を絞り、複数回に分けて、さまざまな視点で読み解くシリーズへと、このたびリニューアルすることになりました。
今回が、記念すべきリニューアル第1回となります。これまで同様、2014年7月に惜しまれつつ閉店した下北沢の書店「フィクショネス」の店主であり、作家の藤谷治さんがホストをつとめます。

『百年の孤独』は、藤谷さんが作家として創作活動をはじめるきっかけともなっている作品です。
月1回、3か月にわたって参加者のそれぞれが自分なりに『百年の孤独』を読んで集まり、毎回違った角度から藤谷さんによる解説と、集まったみなさんがどのように読んだかをざっくばらんにお話いただきます。

3回とも独立した回ですので、1回のみの参加でもお楽しみいただけます。また、読了をされていなくても参加できます。そもそも『百年の孤独』に「読了」はあり得るのか、というのも今回の教室のテーマの1つとなるかもしれません。

ずっと読みたかったけどなかなかきっかけがなかったという方や、かつて手に取ってみたけれどうまく読み進められなかったという方など、この機会にぜひご参加ください!

また、感想文や書評などを持参すれば、藤谷さんご本人からコメントもいただけます。物書きを目指す方にとっては、藤谷さんが語る創作上の技術や姿勢が創作の手引になることでしょう。

答え合わせではなく「文学」について考えるきっかけとなる「文学の教室」。
どうぞお気軽にご参加ください!

【プロフィール】
藤谷治(ふじたに・おさむ)
作家。1963年東京都出身。
1998年から2014年までに東京の下北沢にセレクト・本屋「フィクショネス」を経営。
また書店経営のかたわら創作を続け、2003年に『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』(小学館)で作家デビュー。
近著に『小説は君のためにある』(筑摩書房)、『燃えよ、あんず』(小学館)がある。

時間 _ 12:00~13:30 (11:50開場)1月20日、2月17日、3月17日
場所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
▼入場料
4,500円(全3回通しでの参加)
1500 ticket + 500 drink(当日・単発での参加)

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