2019年1月20日(日)

古川雄嗣 × 斎藤哲也「大人のための『西洋哲学』再入門」 『大人の道徳 西洋近代思想を問い直す』(東洋経済新報社)『試験に出る哲学 「センター試験」で西洋思想に入門する』(NHK出版)W刊行記念

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2018年8月に『大人の道徳』を上梓した古川雄嗣さんと、同じく9月に『試験に出る哲学』を上梓した斎藤哲也さん。

2018年4月から小学校、2019年4月から中学校で「特別の科目」となった「道徳」を学ぶにあたって、本当は必要な西洋近代思想をわかりやすく解説した『大人の道徳』。

実はコンパクトかつ必要最低限の知識が詰まった高校倫理の教科書をベースにした「センター試験・倫理」から20問を厳選して西洋思想を解説した『試験の哲学』。

今回、両書の刊行を記念してトークイベントを開催します。

道徳教育・教育哲学を専門とする教育学者で北海道教育大学旭川校准教授の古川さんと、ベストセラーとなった『哲学用語図鑑』など人文思想系から経済・ビジネスまで、幅広い分野の書籍編集・構成を手がけるライター・編集者の斎藤さんというお二人で、共通項である「西洋哲学」をテーマに、お話いただきます。

学生の頃に西洋哲学は勉強したはずなのに忘れてしまった、何だかよくわからなかったので避けて通ってきたけど最近何だか気になる、知っているふりをしてきたけど実はよく分かっていなくて付け焼き刃で入門書を読んでみたけどイマイチよく分からなかった、という方は実は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

2冊に共通して出てくるデカルト、カントから、ルソー、デューイまでetc……どうすれば西洋哲学をもう一度学び直しやすくなるのでしょうか。

センター試験の当日に、その入口を探っていきます。

【出演者プロフィール】
古川雄嗣(ふるかわ・ゆうじ)
教育学者、北海道教育大学旭川校准教授。1978年三重県生まれ。
京都大学文学部および教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。
博士(教育学)。専門は、教育哲学、道徳教育。
著書に『偶然と運命——九鬼周造の倫理学』(ナカニシヤ出版、2015年)、『看護学生と考える教育学——「生きる意味」の援助のために』(ナカニシヤ出版、2016年)、共編に『反「大学改革」論——若手からの問題提起』(ナカニシヤ出版、2017年)がある。

斎藤哲也(さいとう・てつや)
ライター・編集者。1971年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。
ベストセラーとなった『哲学用語図鑑』など人文思想系から経済・ビジネスまで、幅広い分野の書籍の編集・構成を手がける。
TBSラジオ「文化系トークラジオLIFE」サブパーソナリティも務めている。

時間 _ 19:30~21:30 (19:00開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink
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