このたび刊行された『まともがゆれるー常識をやめる「スウィング」の実験』を記念して、著者の木ノ戸昌幸さんと、稲垣えみ子さんのトークイベントを開催します。
稲垣さんは本書に、このような文章を寄せています。
”なぜこの本は愉快なのか? それは、彼らのいる「スウィング」という場所が、「できない」ということにこだわっていないからである。こだわらなければ敗北も失敗もない。そしてこだわらないだけで、なぜか「できる」がどんどん増えてくるのである。”
世の中の「まとも」から脱出しようともがくうちに、常識からはみ出しまくっている障害者に出会った木ノ戸さんと、原発事故と親の老いをきっかけに、洋服も家具も家電もほとんど投げ出し、「楽しく閉じていく人生」を模索中の稲垣さん。お二人に、知らず知らず囚われがちな「思い込み」を捨てる生き方について語り合っていただきます。
【プロフィール】
木ノ戸昌幸(きのと・まさゆき)
1977年愛媛県生まれ。NPO法人スウィング理事長。
立命館大学文学部卒。
引きこもり支援NPO、演劇、遺跡発掘、社会福祉法人勤務等の活動・職業を経て、2006年にNPO法人スウィングを立ち上げ、「障害福祉」の枠を超えた創造的実践を展開中。
今回が初の単著。
稲垣えみ子(いながき・えみこ)
1965年愛知県生まれ。87年朝日新聞社入社。
論説委員、編集委員を務め、原発事故後にはじめた「超節電生活」を綴ったアフロヘアの写真入りコラムが話題となる。
2016年に早期退職し、現在は築50年の小さなワンルームマンションで、夫なし、子なし、定職なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしの「楽しく閉じていく人生」を模索中。
近著に『人生はどこでもドア リヨンの14日間』(東洋経済新報社)など。
開催日 / 2019年3月8日(金)
時間 / 19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場 / Title 1階特設スペース
参加費 / 1000円+1ドリンク500円
定員 / 25名
※当イベントは定員に達しましたので受付を終了いたしました