産経新聞でさえ「『言論の府』に恥じないか?」(2018/12/11の「主張」)と言及した、昨年の臨時国会。説明責任を放棄した上で、次々と国会で法律が成立していく、負の意味で歴史に刻まれる国会とも言えるものでした。
さらに、杉田水脈衆院議員が、明らかなヘイト言説を雑誌で発表。しかし、所属政党からのお咎めはなく、その言説を掲載した雑誌は最終的に廃刊に追い込まれました。
杉田議員だけでなく、限りなくネット右翼の言動に近いようなヘイト言説を、平気で雑誌に掲載し、書籍にしてしまう出版社は増加の一途をたどっていると言えます。
あきらかに社会が歪んできています。
では、なぜこれほどまでに歪んでしまったのでしょうか。
なぜこの歪みに歯止めがきかなかったのでしょうか。
そして、私たちにこの歪みを制御することはできるのでしょうか?
『歪む社会』の著者で社会学者の倉橋耕平さんがジャーナリストの津田大介さんとともに、現代の「歪んだ社会」について徹底討論します!
※安田浩一さんから、津田大介さんに出演者が変更しました
【出演者プロフィール】
倉橋耕平(くらはし・こうへい)
1982年生まれ。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。
博士(社会学)。立命館大学ほか非常勤講師。
専攻は社会学・メディア文化論・ジェンダー論。
2018年2月刊行の『歴史修正主義とサブカルチャー』(青弓社)が4月末までに4刷と話題に。
津田大介(つだ・だいすけ)
1973年生まれ。ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。
早稲田大学文学学術院教授。テレビキャスターほか、ラジオのナビゲーターも務める。
主な著書に『ウェブで政治を動かす!』、『情報戦争を生き抜く』(ともに朝日新書)など。
時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink