2015年6月4日(木)

『紋切型社会』トークイベント  武田砂鉄さん×白井聡さん

2015/06/04(木)
『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社)の刊行を記念して、著者の武田砂鉄さんと白井聡さんのトークイベントを開催致します。
「育ててくれてありがとう」「若い人は、本当の貧しさを知らない」「国益を損なうことになる」など、現代日本にはびこる決まりきったフレーズが社会から躍動感を奪っていると考察した武田砂鉄さん。
本書に「世に溢れる陳腐な言葉と格闘することはこの世界と格闘することだ」と一文を寄せ、『永続敗戦論』をはじめ著作の内外で「侮辱のなかに生きる」ことを変えようと言葉を投げ続ける白井聡さん。
本イベントでは、「日本を取り戻す前に、言葉を取り戻すべきでは」の問いのもと、自由な言葉と社会のあり方を多方面から語り合う予定です。トークイベント参加ご希望の方はリブロ池袋本店リファレンスカウンターにて参加チケットをお求めいただくか、お問合せ番号へ電話にてご予約ください。
(10時~22時受付/イベント当日は午後6時10分まで受付、その後6時30分より会場入口にて受付予定です)
日時:2015年6日4日(木)午後7時~
会場:西武池袋本店別館8階 池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール
参加チケット:1,000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
【プロフィール】
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年生まれ。ライター。東京都出身。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年秋よりフリーへ。「cakes」「CINRA.NET」「Yahoo!ニュース 個人」「beatleg」等で連載を持ち、多くの雑誌、ウェブ媒体に寄稿。インタビュー・書籍構成も手掛ける。本書『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』が初の著作となる。
http://www.t-satetsu.com/
白井聡(しらい・さとし)
1977年、東京生まれ。京都精華大学人文学部総合人文学科専任教員。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。専攻は、政治学・社会思想。著書に『未完のレーニン』(講談社)、『永続敗戦論』(太田出版)、『日本戦後史論』(内田樹との共著、徳間書店)などがある。

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