この講座の目標は、フィーのとれるプロフェッショナルなPRパーソンをうみだすこと。コミュニケーションプランニングの現場において、PRの役割はますます重要になっています。キャンペーンの成否はPRが握る時代といっても過言ではありません。PRの理論を学ぶ書籍は多数出版されていますが、実践的なスキルを学ぶ場はなかなかありません。この講座ではゼミ形式で具体的なPRの手法を学びます。少人数に明日から使える技術を伝授します。毎回、宿題もだします。大変ですが過去の受講生の中には広告・PR業界で活躍している人が何人もいます。最強のPRパーソンを目指す人は是非。
参加資格
6回全てに参加できる方
やる気のあるPRパーソン(PRエージェンシー、広告会社のPRセクション、企業広報部)の方に限ります。広告業界のプランナーでも統合キャンペーンにおいて本当に効くPR施策を実施したい方の参加は認めます。
事前アンケートのお願い
お申し込みされた方は、次の【1】【2】を事務局にメールでお送りくださいませ。
【1】プロフィール
・氏名
・メールアドレス
・年齢
・職業(具体的に担当業務などもお書きいただけるとゼミの構成の参考にさせていただきます。)
【2】応募理由
このゼミで学びたいことや現在の業務の課題、解決したいことなど簡単にお聞かせください。
メール送付先:「嶋浩一郎ゼミ」事務局 culture@boc.bookoff.co.jp
メールタイトル:「嶋浩一郎ゼミ 応募」
各回詳細
第1回 7月11日 |
フィーの取れるPRパーソンになる。 メディアを徹底的に知り尽くし、商品情報、企業情報をメディアの文脈にアジャストするPRパーソンとしての基本的スキルを身につける。また、統合コミュニケーションにおけるPRの位置づけ、PRパーソンが果たすべき役割を学ぶ。 |
第2回 7月25日 |
ネットニュースの仕組みを知り尽くしたPRパーソンになる ネット上の情報の循環構造、マスメディアとネットニュースの関係性、ネットニュースとソーシャルメディアの関係性、そのメカニズムを解剖する。 ゲスト講師 ・佐々木紀彦 (株式会社ニューズピックス 取締役) ・中川淳一郎 (ネットニュース編集者) ・恩納力 (AOLニュース編集長) |
第3回 8月8日 |
メディアの文脈が読めるPRパーソンになる ① 雑誌・新聞というメディアの文脈のなかに自分の担当ブランドをどう位置づけるか。その実践的な手法を伝授。 ゲスト講師 ・西田善太 (『BRUTUS』編集長) ・渡辺弘貴 (『メトロミニッツ』編集長) ② テレビの文脈が読めるPRパーソンになる |
第4回 8月22日 |
実践 PR売り込みプレゼン実演 実際の商品を雑誌編集部に売り込むプレゼン実演を実施する。 ゲスト講師 ・金泉俊輔(『週刊SPA!』編集長) ・今泉祐二(『CLASSY.』編集長) |
第5回 9月12日 |
編集力のあるPRパーソンになる もはや存在が当たり前化したソーシャルメディアの仕組み、活用方法を徹底的に学ぶ。また、自分の伝えたい情報をコンテンツにする技術を学ぶ。紙メディアとデジタルメディアの編集作法の違いなどを具体的に学ぶ。 ゲスト講師 ・桜川和樹 (NAVERまとめ編集長) |
第6回 9月26日 |
インテグレーテッドキャンペーンを構築できるPRパーソンになる キャンペーンの構築方法、インサイトのつかみ方、コアアイデア発想を徹底的に学ぶ。 ゲスト講師 ・木村健太郎 (博報堂ケトル共同CEO) ・田端信太郎 (LINE株式会社 執行役員) |
嶋 浩一郎
(しま こういちろう)
編集者・クリエイティブティレクター・博報堂ケトル代表取締役社長
2011年・2013年カンヌPRライオン審査員
93年博報堂入社。CC局で企業のPR活動に携わる。01年朝日新聞社に出向「SEVEN」編集ディレクター。02~04年に博報堂『広告』編集長。04年本屋大賞立ち上げにかかわり、現在NPO本屋大賞実行委員会理事。06年既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」設立。島耕作×ザ・プレミアム・モルツ、少年サンデー×少年マガジン50周年企画、KDDI、J-WAVE、ロッテ爽、トヨタなどの広告キャンペーンを担当。雑誌「旬がまるごと」プロデューサー、「ケトル」編集長。ネットニュース配信事業などデジタルコンテンツ多数制作。
編著書に『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』、『企画力』、『このツイートは覚えておかなくちゃ。』、『ブランド「メディア」のつくり方』、『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』。