3月7日発売の『美術手帖』4月号「民藝」特集の関連トークイベントを開催します。
出演は、D&DEPARTMENT PROJECT代表のナガオカケンメイと、民藝に関する著書を多数手がける、明治大学准教授・哲学者の鞍田崇。
ナガオカは、47都道府県に1か所ずつ、その土地に暮らすパートナーとともにつくる拠点「D&DEPARTMENT」の開設や、デザイントラベルガイドブック『d design travel』の刊行など、「ロングライフデザイン」をテーマに活動。物販・飲食・出版・観光などを通して、47の「個性」と「息の長い、その土地らしいデザイン」を見直し、全国に向けて紹介しています。
鞍田は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問い、著書『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会、2015)など、民藝の現代における可能性を追求する活動を積極的に行っています。
本トークイベントは、『美術手帖』4月号にて鞍田が聞き手を務めたナガオカのインタビューの拡大版として開催。D&DEPARTMENT PROJECTの活動を振り返りながら、「観光」や「民藝」といったキーワードを通じて、私たちのこれからの暮らしについてともに考える場になります。ぜひ足をお運びください。
【参加条件】
銀座 蔦屋書店でイベント参加券をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
・イベント参加券:2,000円/税込
【申込方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2019/03/07(木)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【注意事項】
・参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
・イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
・当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
・参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
ナガオカ ケンメイ
デザイン活動家。1965年北海道生まれ。
すでに世の中に生まれたロングライフデザインから、これからのデザインの在り方を探る活動のベースとして、47の都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」を作り、地域と対話し、「らしさ」の整理、提案、運用をおこなっている。
2009年より旅行文化誌『d design travel』を刊行。
12年より東京の渋谷ヒカリエ8/にて47都道府県の「らしさ」を常設展示する、日本初の地域デザインミュージアム「d47 MUSEUM」を発案、運営。
13年毎日デザイン賞受賞。
鞍田 崇(くらた たかし)
哲学者。1970年兵庫県生まれ。
京都大学文学部哲学科卒業、同大学院人間・環境学研究科修了。
博士(人間・環境学)。専門は哲学・環境人文学。
総合地球環境学研究所を経て、2014 年より、明治大学理工学部准教授。
近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、工芸・建築・デザイン・農業・民俗など様々なジャンルを手がかりとして、現代社会の思想状況を問う。
著書に『「生活工芸」の時代』(共著、新潮社)、『道具の足跡』(共著、アノニマ・スタジオ)、『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法』(編著、フィルムアート社)ほか。NHK「趣味どきっ! 私の好きな民藝」にも出演(アンコール放送:3月末まで、毎週水曜夜)。
日程 / 2019年3月8日(金)
時間 / 19:00~21:00
場所 / BOOK EVENT SPACE
主催 / 銀座 蔦屋書店
定員 / 50名
問い合わせ先 / 03-3575-7755
※※※ご好評につき定員に達したため、参加受付は終了いたしました※※※