2019年3月18日(月)

ドゥマゴサロン 第17回文学カフェ 斎藤学 × 内田春菊 「娘、母、父・・・家族とは 『ファザーファッカー』から『ダンシング・マザー』へ」

【Bunkamura】

Bunkamuraドゥマゴ文学賞がおおくりする『ドゥマゴサロン 文学カフェ』。
作家と親密な空間を共有して文学に親しんでいただく場として毎回好評を博しています。17回目となる今回は、精神科医の斎藤学氏と、漫画家・小説家である内田春菊氏に登場していただきます。

「アダルト・チルドレン(AC)」という概念を日本に紹介し広めた斎藤氏は、内田氏の作品について『ファザーファッカー』(第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作)文庫版解説の中で「巨大なオデッセイ的漂流叙事詩である。と共に、ひとつの家族が生まれ殖え育つことについての画期的な継続観察資料である」と評しました。
タブーとされてきた家庭内の虐待について赤裸々に描き、世間に衝撃を与えた前作から25年を経て刊行された『ダンシング・マザー』に込めた想いや、大腸がんが発覚してからの子どもたちとの関係など、家族というテーマのもとお二人に広く語り合っていただきます。

斎藤学(さいとうさとる)
1941年東京都生まれ。家族機能研究所代表。医療法人社団學風会さいとうクリニック理事長。過食-拒食症、アルコール・薬物・ギャンブルなどの嗜癖(依存症)問題に長年取り組み、多くの自助グループ・団体の誕生を支援。著書に『「自分のために生きていける」ということ』(だいわ文庫)他。最新刊『すべての罪悪感は無用です』(扶桑社)。

内田春菊(うちだしゅんぎく)
1959年長崎県生まれ。84年に漫画家デビュー。93年発表の初めての小説『ファザーファッカー』が大ベストセラーとなり、漫画『私たちは繁殖している』とあわせて、第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。2018年大腸がんと人工肛門(ストーマ)生活について描いた『がんまんが』『すとまんが』を発表し、話題を呼ぶ。俳優、歌手でもある。

【日 時】2019年3月18日(月)19:00受付開始 19:30開演
【登壇者】斎藤学氏<精神科医>、内田春菊氏<漫画家、小説家、俳優、歌手>
【料 金】2,000円(税込・全席自由)※未就学児入場不可。
【会 場】Bunkamura内特設会場
【チケット発売】 好評販売中

【チケット申込み】
◆インターネット:オンラインチケットMY Bunkamura(要事前登録)
◆お電話:Bunkamuraチケットセンター<10:00〜17:30> 03-3477-9999
◆チケットカウンター:
Bunkamuraチケットカウンター<Bunkamura1F 10:00〜19:00>
東急シアターオーブチケットカウンター<渋谷ヒカリエ2F 11:00〜19:00>
※予約、購入後のキャンセル・変更は承れません。

【お問合せ】 Bunkamura 03(3477)9111

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