2019年3月23日(土)

『ぼくはきっとやさしい』(河出書房新社)『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)刊行記念 町屋良平 × 大前粟生 トークイベント「言葉と言葉じゃないものを見つめる」

言葉を口から出すときのためらいを丁寧に観察し、魔法のような文章で青春や恋愛、弱さを描き出してきた町屋良平。芥川賞受賞作『1R1分34秒』では人生に厭きたプロボクサー、最新刊『ぼくはきっとやさしい』では全力で恋をする「メンヘラ男子」が主人公だ。

一方、大前粟生のデビュー短篇集『回転草』では西部劇で転がる草のかたまりが語り出し、最新刊『私と鰐と妹の部屋』でも鋭い刃のような53の奇想が描かれる。主人公たちは素朴な感情をたくさん口にするけれど、肝心なところでは言葉を失ってしまい、それが切実さを醸し出す。
町屋と大前の小説が重なり合うところにある「言葉へのためらい」。それがどのような物語を小説家に書かせ、そして書かせないのか。
ともに2016年にデビューした気鋭の小説家が、お互いの著書や小説を書くこと、小説を読むことの魅力をたっぷりと語ります。

町屋良平 まちや・りょうへい
1983年東京都台東区生まれ。埼玉県越谷市育ち。埼玉県立越ヶ谷高校卒。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞。2018年「1R1分34秒」で第160回芥川龍之介賞受賞。小さき小説家。
〈書籍〉『青が破れる』『しき』『1R1分34秒』『ぼくはきっとやさしい』

大前粟生 おおまえ・あお
1992年兵庫県生まれ。京都市在住。2016年、「彼女をバスタブにいれて燃やす」がGRANTA JAPAN with 早稲田文学公募プロジェクト最優秀作に選出され小説家デビュー。「ユキの異常な体質 または僕はどれほどお金がほしいか」で第二回ブックショートアワード受賞。「文鳥」でat home AWARD大賞受賞。著書に『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』(書肆侃侃房)、『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房、3月中旬発売)。

日程
2019年3月23日 (土)

時間
18:00〜19:30
開場 17:30〜

料金
1,350円(税込)

定員
110名様

会場
本店 大教室

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