集英社刊行の季刊言論誌『kotoba』で、文芸評論家・仲俣暁生さんによる書評連載がスタートしました。
「21世紀に書かれた百年の名著を読む」というコンセプトのもと、一冊の本を丁寧に読み解いてゆくこの連載と連動し、Titleでは連続トークイベントを開催します。本誌で紹介された一冊を、ホストの仲俣さんがゲストとともに、毎回さらに深く語り合うという企画です。
第1回で取り上げるのは、昨年12月に新潮社より復刊したイアン・マキューアンの『贖罪』。奇しくも21世紀最初の年に刊行されたこの名著を、作家の藤谷治さんとともに読み解いていただきます。文芸評論家と現役作家による文学談義をお楽しみください。
※『kotoba』2019年春号は3月6日発売です。
※当日会場で『kotoba』 2019年春号をお買い上げのお客様には、江口寿史さんによる本号表紙の描き下ろしポスターを差し上げます。
【プロフィール】
仲俣暁生(なかまた・あきお)
文芸評論家、編集者。1964年、東京都生まれ。
「CITY ROAD」「WIRED日本版」「季刊・本とコンピュータ」などの編集部を経て、現在「本と出版の未来」を考えるウェブサイト「マガジン航」の編集発行人を務める。
著書に『失われた娯楽を求めて-極西マンガ論-』(駒草出版)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『極西文学論』(晶文社)など。
藤谷治(ふじたに・おさむ)
作家。1963年、東京都生まれ。
1998年より2014年まで下北沢にて書店「フィクショネス」経営。
2003年『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』で小説家デビュー。
2014年『世界でいちばん美しい』で織田作之助賞受賞。
最新作は『猫がかわいくなかったら』。
ほかに『船に乗れ!』『燃えよ、あんず』など。
【開催日】
2019年3月29日(金)
【時間】
19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
【会場】
Title 1階特設スペース
【参加費】
1000円+1ドリンク500円
【定員】
25名
【お申し込み】
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます。