大多数の人は日常、学校から、職場から、旅先から…帰る「家」の住所は同じ。
生活は「家」を通して住所と結びついている。そこを切り離したらどうなるのか。
「移住を生活する」美術家がいます。
見た目のインパクトと方法のユニークさで度肝を抜かれた『たくさんのふしぎ 家をせおって歩く』が福音館書店から2016年に刊行されました。
月刊誌版の刊行から3年、『家をせおって歩く かんぜん版』としてあの本が帰ってきました!
著者の村上慧さんは日々、自作の「家」をせおい、家を置く場所を探して歩きます。
それは生活であるため、目的地もありません。
なぜ村上さんがこの活動を始めたのか。
歩き続ける生活とはどんなものか。
それら「なぜ」「どうして」「どうなのか」を村上さんからじっくり聞くイベントを開催します!
イベント当日にはキッズフロアに村上さんの「家」もやってきます。
家の構造やフォルムも見所です。
このユニークさをぜひ体感しにいらしてください。
【参加条件】
対象商品をご予約・ご購入い頂いたお客様に参加券をお渡しします。
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭 (1号館2階 キッズフロア)
・お電話 03-3770-2525 (キッズフロア)
・オンラインストア
【対象商品】
イベント参加券 1,000円(税込)
【プロフィール】
村上 慧 (むらかみ・さとし)
1988年生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒。
2011年友人と浅草にて「空鼠」を立ち上げ、「吉原芸術大サービス」などを企画。
2014年から自作した発泡スチロール製の家で移動生活を行う「移住を生活する」を開始。
2016年「瀬戸内国際芸術祭」、「岡本太郎現代芸術賞展」、2017年「OpenArt Biennale」(Örebro)、「風を待たずにー村上慧、牛嶋均、坂口恭平の実践」(熊本市現代美術館)、 2018年「집의 동사형(家の動詞形)展」(釜山現代美術館)、「変容する家」(東アジア文化都市金沢)などに参加。
著書に『家をせおって歩いた』(夕書房/2017年)、『家をせおって歩く かんぜん版』(福音館書店/2019年)がある。
北森 芳徳 (きたもり・よしのり)
1982年三重県名張市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。会社員。福音館書店勤務。
販売促進部をへて、2007年から「ちいさなかがくのとも」編集部へ。
2013年より「たくさんのふしぎ」編集部に在籍。
飼っている猫と本のため、家にしばりつけられた日々をおくっている。
会期 / 2019年03月24日(日)
定員 / 70名
時間 / 19:00~(18:45開場)
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / 福音館書店
問い合わせ先 / 03-3770-2525