絲山秋子さんの長編小説『夢も見ずに眠った。』(2019年1月)とエッセイ集『絲的ココロエ』(3月)の刊行を記念して、トーク+サイン会を開催します。
小説とエッセイ、異なるジャンルの著作にあわせて、イベントの内容も豪華かつ異色の2部構成!
ラジオ番組のように、みなさんから寄せられた質問にお答えしながら、著作に込められた思いをお話しいただきます。
参加者のみなさんと供に作品を読み込むライブ感溢れる1時間半、この機会にぜひご参加ください。
参加ご希望の方は、下記要項をご確認の上、入場券をお求めください。
【日時】
3/30(土) 14:00開始 (13:30開場)
※トーク終了後にサイン会を行います。サインご希望の方は
『夢も見ずに眠った。』もしくは『絲的ココロエ』をご持参いただくか、当日会場販売の書籍をお買い求めください。
【会場】
ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベントスペース
【定員】
先着50名様
【参加方法】
3/9(土)10:00よりブックファースト新宿店Dゾーンレジカウンターにて販売を開始いたします 入場券(税込500円)をお求めください
〈販売価格〉500円(税込)
〈販売場所〉ブックファースト新宿店地下1階Dゾーンレジカウンター
※お電話でのご予約も承ります。下記の番号にお問い合わせください。
<お問合せ>ブックファースト新宿店03-5339-7611
※入場券は数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます。
※入場券をお持ちでない方の入場はできません。当日必ず入場券をお持ちください。
※当日のお席はご来場順の自由席です。
※イベント中の録音・撮影・WEB配信はお断りさせていただきます。
●質問応募方法
1)質問記入用紙
イベント予約時に整理券と質問記入用紙をお渡しします。用紙に質問を記入して当日会場内のスタッフにお渡しください。
2) メールでのご応募
下記のメールアドレスに、「質問したい書籍名」「お名前(仮名可)」「お住いの都道府県」「質問」をご記入の上ご送付ください。
◎メールアドレス: ymmmznnmt@gmail.com
【プロフィール】
絲山秋子(いとやま・あきこ)
1966年東京生まれ。
早稲田大学政治経済学部卒業後、住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。
2003年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞、2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年「沖で待つ」で芥川賞、2016年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞。
著書に『逃亡くそたわけ』『ばかもの』『妻の超然』『末裔』『不愉快な本の続編』『忘れられたワルツ』『離陸』『小松とうさちゃん』など。
●書籍紹介
『夢も見ずに眠った。』
河出書房新社/本体1,750円+税
夫の高之を熊谷に残し、札幌へ単身赴任を決めた沙和子。
しかし、久々に一緒に過ごそうと落ち合った大津で、再会した夫は鬱の兆候を示していた。
高之を心配し治療に専念するよう諭す沙和子だったが、別れて暮らすふたりは次第にすれ違っていき……。
ともに歩いた岡山や琵琶湖、お台場や佃島の風景と、かつて高之が訪れた行田や盛岡、遠野の肌合い。
そして物語は函館、青梅、横浜、奥出雲へ――土地の「物語」に導かれたふたりの人生を描く傑作長編。
『絲的ココロエ−−「気の持ちよう」では治せない』
日本評論社/本体1,300円+税
双極性障害(躁うつ病)Ⅰ型発症から20年になる著者が、「再発の前兆と対処」「減薬と離脱症状」「病気の人にどう接するか」「医師との相性」など、長年この病とどうつきあってきたか、服薬ゼロになった現在からみた心得を綴る。
そのほかにも、加齢、発達障害、依存、女性性、ハラスメントなどのトピックスについても語られ、肩の力を抜いて楽しめる至極のエッセイ。