NHK出版より「学びのきほん」という新シリーズが創刊されます。「学びのきほん」は、「生きた学びを手に入れる」をコンセプトに、あらゆる教養の扉を開く「学び直し」シリーズ。
古今東西の教養の「きほん」を1テーマ学ぶことができる、安価で軽くてコンパクトな1冊です。
Titleでは、このシリーズと連動して「学びのきほんの学び舎」と題した特別授業を開催します。
「学び舎」vol.2の講師は飯間浩明さん。新著『つまずきやすい日本語』では、世代や地域などによってさまざまに変わることばのややこしさを観察します。
さらに、その観察を踏まえて、ことばを使って相手とうまくコミュニケーションするにはどうすればいいかを考えます。
よく「ことばを大切にしよう」と言われます。それはえてして、「辞書にあるとおりの『正しい』ことばを使おう」ということだと受け取られがちです。
でも、たとえ辞書で「正しい」と記されていることばを使ったとしても、それで言いたいことが相手に伝わるかどうかは疑問です。
「正しい」ことばとは何か、と考えると分からなくなります。むしろ、ことばという道具をどのように使えば、お互いが伝えたいことをうまく伝えられるか、そのことを考えたほうが得策です。
本の中では触れられなかったことも含めて、ことばでつまずかない方法をご一緒に考えましょう。
*イベント参加者には「学びのきほん・創刊記念しおり」を差し上げます。
【プロフィール】
飯間浩明(いいま・ひろあき)
1967年、香川県高松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院博士課程単位取得。専門は日本語学。『三省堂国語辞典』編集委員。
著書に『辞書を編む』(光文社新書)、『三省堂国語辞典のひみつ』(新潮文庫)、『国語辞典のゆくえ』(NHK出版)、『ことばハンター 国語辞典はこうつくる』(ポプラ社)、『伝わるシンプル文章術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
2011~13年にNHK Eテレ「どうも!日本語講座です。」の講師を、2015~16年に「使える!伝わる にほんご」の総合監修を担当。
2018年にNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。
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開催日 / 2019年4月12日(金)
時間 / 19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場 / Title 1階特設スペース
参加費 / 1000円+1ドリンク500円
定員 / 25名
※当イベントは定員に達しましたので受付を終了いたしました