2019年4月19日(金)

保坂和志 × 松浦莞二 × 宮本明子トークイベント 『小津安二郎 大全』(朝日新聞出版)刊行記念

logo_abc100
未公開資料や決定版伝記とともに、アカデミー賞・芥川賞・直木賞受賞作家から新鋭までが小津を語りつくす『小津安二郎 大全』。
今年3月に刊行された本書には、小津についてのエッセイも多い作家・保坂和志さんも寄稿されています。
保坂さんとともに、編著者である松浦莞二さん、宮本明子さんが、小津安二郎とその作品、さらに、初めて小津にふれる人にこそ伝えたい本書の見どころや読みどころ、刊行の裏話を公開します。

【プロフィール】
保坂和志(ほさか・かずし)
1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。
1990年『プレーンソング』でデビュー。
1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞、2013年『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞。
その他の著書に『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』『朝露通信』『遠い触覚』『アトリエ会議』(共著・磯崎憲一郎、横尾忠則)絵本『チャーちゃん』(画・小沢さかえ)などがある。
2018年「こことよそ」(『ハレルヤ』所収)で川端康成文学賞を受賞。

松浦莞二(まつうら・かんじ)
映像作家。
世界十数カ国で上映された短編映画『鏡のなかの鏡』や『一月の手紙』をはじめ、CF、MVなどを多数制作。
映像制作だけでなく、小津安二郎に関する研究や調査を重ね、早稲田大学での公開講座「映画音響批評 小津安二郎の音を語る」や、米国最大の国際映画学会SCMSで発表を行うなど、活動は多岐にわたる。

宮本明子(みやもと・あきこ)
同志社女子大学表象文化学部助教。
表象文化論、日本映画研究。
撮影台本やノートなど、小津安二郎直筆資料群を中心に、映画資料の調査や取材を進めている。
2019年3月に『小津安二郎 大全』(松浦莞二・宮本明子編著)を刊行した。

日程 / 2019年4月19日 (金)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 4,104円(書籍代・税込)or 1,500円(入場料のみ・税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室

チケットのご予約はこちら

イベント情報の詳細はこちら