2019年に創刊13年を迎える「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『mürren』より、この3月に叢書「MÜRREN BOOKS(ミューレンブックス)」が創刊されました。
各界で活躍する著者のもつ多彩な自然観を通して、読者を山と自然の世界に誘うシリーズです。
創刊第一巻は安西水丸『てくてく青空登山』。都会派で知られるイラストレーターの、山を愛する意外な一面が静かに伝わる好著です。
同書の創刊を記念しまして、既存の枠にとらわれずにインディペンダントな出版活動を長年続けておられる『Spectator』の青野利光さんと『mürren』の若菜晃子さんのおふたりの編集者に、本を作る際の方法論、思考、醍醐味などについて縦横に語っていただきます。
※トーク終了後に若菜さん著書の販売、サイン会を実施いたします。
【プロフィール】
青野利光(あおの・としみつ)
1967年茨城県生まれ。『Spectator』編集・発行人。
大学卒業後2年間の商社勤務を経て、92年インディマガジン『Bar-f-Out! 』(TCRC)、99年『Spectator』を創刊。
2001年TCRCを離れ、有限会社エディトリアル・デパートメントを設立。
東京から長野へ拠点を移し、同誌の編集、発行を続ける。
若菜晃子(わかな・あきこ)
1968年兵庫県生まれ。編集者。大学卒業後山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。『mürren』編集・発行人。著書に『東京近郊ミニハイク』『東京周辺ヒルトップ散歩』『徒歩旅行』『地元菓子』『石井桃子のことば』『東京甘味食堂』他。最新刊は『街と山のあいだ』。
日程 / 2019年4月24日 (水)
時間 / 19:00~20:30 開場18:30~
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室