2019年5月25日(土)

安田登 × 釈徹宗 × ドミニク・チェン トークイベント「すごい × すごい × すごい×論語」 『すごい論語』(ミシマ社)刊行記念

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5月25日(土)発売予定の新刊『すごい論語』の刊行を記念して、著者の安田登さん、本書における対談相手の釈徹宗さん、ドミニク・チェンさんによるトークイベントを開催します。

――「四十にして惑わず」と、孔子は言わなかった…!?

古くから読み継がれてきた中国古典『論語』を、孔子の生きた当時の文字で読み直すと、これまでの理解とは異なる孔子のメッセージが明らかに。

本書では各界で活躍する3人のゲストを迎えて、『論語』を読み解きました。

小説家、ラッパー、俳優などマルチに活躍するいとうせいこうさんとは「音楽」や「笑い」について、宗教学者であり住職でもある釈徹宗さんとは「宗教」について、AI(人工知能)やこれからの社会について研究を続けるドミニク・チェンさんとは「テクノロジー」について。孔子の語ったことからその現代的意味まで、それぞれの知見も交えながら面白く、縦横無尽に語り合った本書。

本イベントでは、本の中では語り切れなかったお話を含め、出演者のみなさまに自由にお話しいただきます。

『論語』や孔子に興味があるという方はもちろん、古典の言葉から仕事や人生のヒントを得たいというみなさまも、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

【プロフィール】
安田登(やすだ・のぼる)
1956年千葉県銚子市生まれ。
能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、様々な活動を行う。
著書に『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』、コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』(以上、ミシマ社)、『異界を旅する能~ワキという存在』(ちくま文庫)、『能~650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『身体感覚で「論語」を読みなおす。~古代中国の文字から』(新潮文庫)など多数。

釈徹宗(しゃく・てっしゅう)
1961年生まれ。
宗教学者・浄土真宗本願寺派如来寺住職、相愛大学人文学部教授、特定非営利活動法人リライフ代表。
専門は宗教思想研究。
大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。
兵庫大学生涯福祉学部教授を経て、現職。
論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞(第五回)、著書『落語に花咲く仏教──宗教と芸能は共振する』(朝日選書)で河合隼雄学芸賞(第五回)、また仏教伝道文化・沼田奨励賞(第五十一回)を受賞している。
『お世話され上手』(ミシマ社)、『異教の隣人』(共著、晶文社)など著書多数。

ドミニク・チェン
1981年、東京生まれ。フランス国籍。博士(学際情報学)。
早稲田大学文化構想学部准教授。
研究領域はデジタル・ウェルビーイング、人工生命、発酵と進化。
著書に『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社、松岡正剛との共著)、訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)、『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』(NTT出版)など多数。

日程 / 2019年5月25日 (土)
時間 / 18:00~1930 開場 17:30~
料金 / 1,800円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
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