日本文化と聞いたとき、みなさんは何を思い浮かべますか？
「着物」や「茶道」などのくらしに寄り添うもの、もしくは「歌舞伎」や「能楽」などの伝統芸能でしょうか？
「武士道」や「侘び寂び」などの思想もまた代表的な文化といえます。
同時に、これらの文化を支えている、職人たちの存在を忘れてはなりません。染色、織物、竹工芸、陶芸、刀…、昔より引き継がれてきた彼らの技術が、日本文化を日本文化たらしめているといっても過言ではありません。
様々なゲストをお招きし、独自の視点から匠の技について語るシリーズトーク「日本のわざ」。
今回は、5月9日発売の『繍(ぬ)えども繍えども』刊行を記念して、著者の京繡伝統工芸士 長艸(くさ)敏明さんとファッションデザイナー 串野真也さんによるトークイベントを開催します。
テーマは「伝統と革新」。
長艸敏明さんは、日本伝統工芸である京繡を元にジャンルを超えた挑戦を続ける。片や串野真也さんは革新的な作品を創作し世界に発表しているが、そのインスピレーションを歴史や自然にもとめる。立場は違えど、おふたりはともに伝統と革新を心に抱いたアーティストといえます。
「伝統」とは？「革新」とは？
おふたりの熱を帯びたお話は、きっと私たちの「伝統と革新」観を変えてくれはずです。
サイン会も予定しておりますので、この機会にぜひお足をお運びください！
【参加条件】
銀座 蔦屋書店にて、イベント参加対象書籍『繍えども繍えども』(2,700円／税込)をご購入いただいたお客様にご参加いただけます。
【お申込み方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2019年5月10日(金)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【ご注意事項】
＊参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
＊イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
＊当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
＊参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
＊止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
長艸 敏明(ながくさ としあき)
京繡伝統工芸士
1948年京都西陣で伝統工芸・京繡の工房に生まれる。
能衣装、着物、室内装飾品など、ジャンルにとらわれず自由に刺繡作品を創作する。
日本をはじめパリでの個展やパリコレクション協力など、世界を舞台に幅広い分野で活躍。
また各地文化財の修復・復元新調を数多く手掛ける。
近年では2013年京都祇園祭占出山水引幕の復元新調、2015年同祭北観音山水引幕の復元新調を8年越しで完成させる。
現在2017年5月より京都刺繡協同組合の理事長も務める。
串野 真也(くしの まさや)
ファッションデザイナー
広島県尾道市因島出身。
京都芸術デザイン専門学校を卒業後、イタリアに留学。
“Istituto MARANGONI”ミラノ校、ファッションデザインマスターコースにてディプロマを取得。
帰国後は京都を拠点にし、歴史や自然からインスピレーションを受け、ファイナルデザインをテーマにした靴の作品を最先端技術や伝統技術などを駆使して製作し、世界に向けて発表している。
日程 / 2019年5月11日(土)
時間 / 18:00～19:30
場所 / BOOK EVENT SPACE
主催 / 銀座 蔦屋書店
定員 / 50名
問い合わせ先 / 03-3575-7755
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オンラインショップでの受付は2019年5月10日(金)午前9時の受注分までとさせていただきます。
