乾久美子さん、中山英之さんの建築作品集が、それぞれLIXIL出版とTOTO出版から刊行されます。
同じ東京藝術大学のご出身で、かつてはそこで同僚でもあったおふたり。
それぞれの作品集は体裁こそ大きく異なりますが、建築が建てられたあとの「それから」に対するまなざしの強さ、そしてその「それから」を実現させる緻密な設計への意思という点で通じ合います。
20世紀のような作品主義が成り立ちにくい現代の社会において、建築家たちはなにを考え、どう建築と向き合っているのか。
2冊の新刊を起点にしながらお話しいただきます。終了後、おふたりのサイン会も開催いたします。
【プロフィール】
乾久美子(いぬい・くみこ)
建築家。1969年大阪府生まれ。
東京藝術大学建築科卒業、イエール大学大学院建築学部修了、青木淳建築計画事務所勤務を経て、2000年に乾久美子建築設計事務所を設立。
2011~2016年、東京藝術大学建築科准教授。
2016年より横浜国立大学大学院Y-GSA教授。
主な著書に『Inui Architects』(LIXIL出版)、『小さな風景からの学び』(共編著、TOTO出版)、『ここに、建築は、可能か』(共著、TOTO出版)、『乾久美子|そっと建築をおいてみると』(LIXIL出版)など。
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中山英之(なかやま・ひでゆき)
建築家。1972年福岡県生まれ。
東京藝術大学建築科卒業、同大学院修士課程修了、伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、2007年に中山英之建築設計事務所を設立。
2014年より東京藝術大学建築科准教授。
主な著書に『建築のそれからにまつわる5本の映画』(TOTO出版)、『中山英之|1/1000000000』(LIXIL出版)、『建築家の読書術』(共著、TOTO出版)、『中山英之/スケッチング』(新宿書房)。
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※2019年5月23日より、TOTOギャラリー・間にて「中山英之展 , and then」開催(~8月4日)
日程 / 2019年6月3日 (月)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室