日本のロック、ポップス、ヒップホップなどのポピュラー音楽が、洋楽の影響下で始まり、発展してきたことは、論を俟ちません。
この洋楽受容の歴史を、南田勝也さんをはじめ8人の音楽研究者がまとめた『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか』(花伝社)が刊行されました。
邦楽が洋楽に「追いつき追い越せ」とがんばっていた時代も、「洋楽離れ」が叫ばれて久しい昨今も、海の向こうではずっと「かっこいい音」が鳴らされてきました。
私たちはいま、その音とどう向き合っていけばいいのでしょうか。
2人のポピュラー音楽研究者と音楽ジャーナリストが縦横無尽に語り合う、「やっぱり洋楽っていいよね」な2時間。
洋楽ファンも邦楽ファンも、当イベントを通じて「ポピュラー音楽の現在地」をともに見つめましょう。
【出演者プロフィール】
南田勝也(みなみだ・かつや)
武蔵大学社会学部教授。博士(社会学)。専門は音楽社会学、現代社会論。
主著に『ロックミュージックの社会学』(青弓社、2001年)『オルタナティブロックの社会学』(花伝社、2014年)他多数。
永井純一(ながい・じゅんいち)
神戸山手大学現代社会学部准教授。関西大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。
主著『ロックフェスの社会学――個人化社会における祝祭をめぐって』(ミネルヴァ書房、2016年)。
柴那典(しば・とものり)
音楽ジャーナリスト/執筆/編集。
著書に『初音ミクはなぜ世界を変えたのか』(太田出版)。
『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)など。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink