【ジュンク堂 池袋本店】
弱小レーベルから歴史が始まる。
レーベルとは萌芽的ビジョンを社会化させようとする人々の活動場所とその作品である。
それは音楽、文学、建築、宗教など人間の最も自発的な活動を支える。
たとえばロネッツの大ヒット「Be My Baby」を放ったレーベルPhillesのように、あるいはシェイカーズのような独立系宗派のように。
近著『未来のコミューン』で未知の小集団活動のあり方に踏み込んだ中谷礼仁が、建築のみならず映像、音楽という様々な社会的創作物に独自の批評を行ってきた建築家・鈴木了二と、未知のレーベル設立にむけて検討し合う、未来へ向けての実践的マニュアル討議。
【プロフィール】
中谷礼仁(なかたにのりひと)
建築史、歴史工学(アーキオロジー)、早稲田大学教授。
2010~2011年日本建築学会発行『建築雑誌』編集長。
著書に『動く大地、住まいのかたち プレート境界を旅する』(岩波書店2017年)、『実況 近代建築史講義』(LIXIL出版2017年)、『今和次郎「日本の民家」再訪』瀝青会名義(平凡社2012年)、『セヴェラルネス+』(鹿島出版会2011年)、『近世建築論集』(アセテート2004年)など。
2013年日本生活学会今和次郎賞受賞(瀝青会名義2013年) 、2013年日本建築学会第一回著作賞受賞(同) 、2018年日本建築学会著作賞受賞。
鈴木了二(すずきりょうじ)
建築家、2004~2015年早稲田大学芸術学校校長。
作品に「物質試行46 リトグラフ FLY ME TO THE MOON」、「物質試行47 金刀比羅宮 プロジェクト」(2005年第18回村野藤吾賞受賞)、「物質試行48 西麻布の住宅」。
著書に『物質試行49 鈴木了二作品集 1973-2007 』(INAX出版2007年)『寝そべる建築』(みすず書房2014年)『ユートピアへのシークエンス』(LIXIL出版 2017年) 。
1997年日本建築学会作品賞受賞(物質試行37 佐木島プロジェクト)、1997年公共建築賞優秀賞受賞(物質試行38 熊本県立あしきた青少年の家)。
【開催日時】
2019年06月19日(水)19:00開場 19:30開演
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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