2019年6月9日(日)

戦史・紛争史研究家 山崎雅弘 × 思想家 内田樹トークイベント「〝歴史修正主義とどう向き合うか〟」司会:二村知子 『歴史戦と思想戦――歴史問題の読み解き方』(集英社)出版記念

【隆祥館書店】
今回は、戦史・紛争史研究家の山崎雅弘さんが『歴史戦と思想戦――歴史問題の読み解き方』(集英社発刊)を上梓されるにあたり、思想家の内田樹さんと山崎雅弘さんにお越しいただけることになりました。

近年、書店の店頭でも、「南京虐殺の嘘」「従軍慰安婦のデタラメ」などといったタイトルの本が目立つようになりました。
このように、南京虐殺や従軍慰安婦などを否定する「歴史修正主義」が台頭してきています。こうした言説の中には、一見、もっともらしい主張もあり、ともすると何が本当なのか分かりにくくなっています。

歴史の解釈にある程度の幅があるのは、ある意味、健全な社会である証拠でもありますが、いま揺らいでいるのは、その根幹に当たる「歴史との向き合い方」そのものなのです。
こうした状況の中、私たちはこの問題にどのように接していけばよいのでしょうか。
戦史・紛争史研究家の山崎雅弘さんと思想家の内田樹さんが語り合います。
この機会にぜひ!!

【プロフィール】
山崎雅弘(やまざきまさひろ)
1967年大阪府生まれ。
戦史・紛争史研究家。『日本会議戦前回帰への情念』(集英社新書)で、日本会議の実態を明らかにし、注目を浴びる。
主な著書に、『「天皇機関説」事件』(集英社新書)『1937年の日本人』(朝日新聞出版)『[増補版]戦前回帰』(朝日文庫)ほか多数。
ツイッターアカウントは、@mas__yamazaki

内田樹(うちだたつる)
1950年東京都生まれ。
東京大学文学部仏文科卒。神戸女学院大学名誉教授。
専門はフランス現代思想。武道と哲学の私塾・凱風館を主宰。
ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを論じる。
『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。
近著は『善く死ぬための身体論』(成瀬雅春氏との共著・集英社新書)。

開催日:2019年6月9日日曜日
時間:14:30開場15:00開演
会場:隆祥館書店8階多目的ホ-ル
参加費:2.500円(参加費1502円+『歴史戦と思想戦――歴史問題の読み解き方』998円)
トークライブのみ:2,500円
当日の場合:参加費500円アップになります。(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

*振込先
三井住友銀行上町支店
(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン

*申込み・お問合せ:隆祥館書店TEL:06-6768-1023
*住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp

主催:隆祥館書店後援:集英社

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