ネットニュース編集者でPRプランナー・中川淳一郎さんのセミリタイアが1年6カ月後に迫っています。
『ウェブはバカと暇人のもの』がベストセラーとなり、ネット界の一つの潮流を作り上げた中川淳一郎さん。
セミリタイアまでの期間、中川淳一郎さんがお会いしたい方をお迎えして、セミリタイアに向けたファイナルカウントダウンイベントの今回は第二回。
第二回のゲストは、株式会社サイバーエージェントの代表取締役社長・藤田晋さんをお迎えします。
2001年12月、「ほぼ無職」状態だった中川さんに、メルマガ執筆の仕事を発注したのがサイバーエージェントでした。
以後、同社の「文字」にかかわることであれば、なぜか呼んでもらえるようになったといいます。
ニュースサイトの編集、会社案内、社史や個人情報保護法のパンフレット制作から、果てには「ゲームの階級を考える」仕事や子会社のPR、AbemaTVを46時間見続ける、などの仕事もされたそう。
中川さんも含め1973年生まれのメディア関係者やミュージシャン、役者らが集う会「73会」では、藤田さんはイチロー選手と並び「オレらにとって誇りの同級生」だそうです。
元々「ネット広告代理店」的な立ち位置から始まったサイバーエージェントですが、今やメディアやゲームも含め、「ネットにかかわることであればありとあらゆることをやる」企業となりました。
1998年の創業からネットの発展とともに会社をリードしてきた藤田さん。
この21年でIT業界はどう変わってきたか、そしてAbemaTVをはじめとした新たなる取り組みはこれからどうなっていくのか。
人材、起業、渋谷、働き方、メディア、ブログ……とにかく盛りだくさんの内容を、B&Bの嶋浩一郎とともに詳しく藤田さんにお聞きしていきます。
【出演者プロフィール】
藤田晋(ふじた・すすむ)
株式会社サイバーエージェント代表取締役社長。
1998年、24歳でサイバーエージェントを設立し、2000年に当時史上最年少社長として26歳で東証マザーズ上場、2014年9月に東証一部へ市場変更した。
創業から一貫して、インターネット産業において高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」を会社のビジョンに掲げる。
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973年東京都生まれ。ネットニュース編集者。1997年博報堂入社。
コーポレートコミュニケーション局(CC局)でPR業務に携わり、2001年に突発的に退社。
無職、雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。
著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』等。
嶋浩一郎(しま・こういちろう)
93年博報堂入社。CC局で企業の情報戦略にたずさわる。
01年朝日新聞社出向、『seven』編集ディレクター。
02~04年博報堂刊「広告」編集長。
04年本屋大賞立ち上げに参画。
06年既存の手法に縛られない課題解決を目指しクリエイティブエージェンシー博報堂ケトルを設立。
主な仕事、資生堂、KDDI、J-WAVEなど。
2012年東京下北沢にブックコーディネーターの内沼晋太郎と本屋B&B開業。
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink