2019年7月7日(日)

連続トーク③〜世界と関係する、身体的な想像力――妖怪、憑依、テレパシーモデレーター:塚田有那 ゲスト:ひらのりょう 登壇者:緒方壽人、ドミニク・チェン 『情報環世界』( エヌティティ出版)発売記念

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SNSのタイムラインは人それぞれ。
互いに異なる閉じた情報環境を「環世界」になぞらえ、気鋭の研究者やクリエイターたちが集って探求した「情報環世界研究会」。
テクノロジー、人間科学、アート表現に基づく、人間・社会の新しいビジョンにまつわる探求の成果をまとめた一冊『情報環世界――身体とAIの間であそぶガイドブック』がついに刊行!

本書の発売を記念した、連続トークイベントの第3弾。
今回は、著者のひとり塚田有那氏が執筆した章から少し拡張して「世界と関係する、身体的な想像力――妖怪、憑依、テレパシー」をテーマに開催。
本書の表紙イラスト、マンガ制作を手がけたアーティストのひらのりょう氏をゲストに迎え、妖怪や憑依といった古来から存在する”見えないもの”への想像力から、他者や未知なものと付き合うヒントを読み解きます。

【プロフィール】
塚田有那(つかだ・ありな)
編集者、キュレーター。
世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。
一般社団法人Whole Universe代表理事。
サウンド・アーティストevalaによる「See by Your Ears」のディレクターとしてさまざまな音と都市のプロジェクトを展開。
2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。
2012年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。
近著『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(BNN新社)。

ひらのりょう
1988 年埼玉県春日部市生まれ。
多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
FOGHORN 所属。産み出す作品はポップでディープでビザール。
文化人類学やフォークロアからサブカルチャーまで、自らの貪欲な触覚の導くままにモチーフを定め作品化を続ける。
発表形態もアニメーション、イラスト、マンガ、紙芝居、VJ、音楽と多岐にわたり周囲を混乱させるが、その視点は常に身近な生活に根ざしており、ロマンスや人外の者が好物。
海外での展示や映画祭参加多数。
トーチweb にて「FANTASTIC WORLD」、Casa BRUTUS WEB にて「ワラシちゃん」連載中。
twitter @hira_ryo

緒方壽人(おがた・ひさと)
Takramディレクター。
ソフトウェア、ハードウェアを問わず、デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスまで幅広く領域横断的な活動を行うデザインエンジニア。
東京大学工学部卒業後、IAMAS、LEADING EDGE DESIGNを経てTakramに参加。
「HAKUTO」月面探査ローバー意匠コンセプト立案とスタイリング、NHK Eテレ「ミミクリーズ」アートディレクション、紙とデジタルメディアを融合させたON THE FLYシステムの開発、21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」展覧会ディレクターなどを務める。
2015年よりグッドデザイン賞審査員。

ドミニク・チェン
1981年生まれ。フランス国籍。
博士(学際情報学)、早稲田大学文化構想学部准教授。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。
IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。
2016〜2018年度グッドデザイン賞・審査員兼フォーカスイシューディレクター。
著書『電脳のレリギオ』(NTT出版)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック』(フィルムアート社)など。
訳書『ウェルビーイングの設計論』(BNN新社、渡邊淳司との共同監修)など。

日程 / 2019年7月7日 (日)
時間 / 14:00〜15:30 開場 13:30〜
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室

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