2019年6月6日(木)

藤井丈司 × 加藤賢策 × 鈴木茂「著者 × デザイナー × 編集者が語る『YMOのONGAKU』のできるまで」 『YMOのONGAKU』(アルテスパブリッシング)刊行記念

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昨2018年はYMO結成40周年の年でした。オリジナル・アルバムのリイシューやトリビュート・ライヴ、NHKでの特番放映などで盛り上がる中、3月に発売した藤井丈司著『YMOのONGAKU』がファンや関係者から絶賛され、早くも4刷とヒットしています。

DOMMUNEの特番、ラジオへの出演や刊行記念イベントも相次ぐなか、ここB&Bでは、著者に加え、本書を担当した編集者とブック・デザイナーとともに、本書の企画立ち上げから完成までのプロセスを明らかにするトークイベントを開催します。

連続トークイヴェントをもとに執筆を始めた著者は何に悩み苦しみどこに光明を見出したのか? 
初の単著書き下ろしに挑んだ著者の原稿を編集者はどう読んでどんな注文を出したのか? 
本文の組み方・フォントはどのように決めたのか? 
ボツになったデザインは?

などなど、YMOファンだけでなく、書籍の出版に携わっている/志望する方々が耳をそばだてずにはいられないトークを展開します。

『YMOのONGAKU』(アルテスパブリッシング)
80年代にアシスタントを務めた藤井丈司の書き下ろしYMOヒストリー/論と、松武秀樹・飯尾芳史・砂原良徳・木本ヤスオをゲストに迎えての対談の2層構造で78年の『イエロー・マジック・オーケストラ』から93年の『テクノドン』まで、6枚のアルバムに秘められた音楽の魔法を解き明かす一冊。

【出演者プロフィール】
藤井丈司(ふじい・たけし)
音楽プロデューサー/アレンジャー/シンセサイザー・プログラマー。
1957年、岐阜県各務原市生まれ、東京都杉並区育ち。
はっぴいえんどとシカゴ・ブルースに溺れた学生時代を過ごし、1980年、ヨロシタミュージックに入社。
アルバム『増殖』から散開までYMOのアシスタントを務めたのち、シンセサイザー・プログラマーとしてデビュー。
サザンオールスターズのアルバム『KAMAKURA』、桑田佳祐『KEISUKE KUWATA』、布袋寅泰『GUITARHYTHM』の共同プロデューサーを務める。
90年代以降は、仲井戸麗市「魔法を信じるかい?」、玉置浩二「田園」、JUDY AND MARY「クラシック」、広末涼子「MajiでKoiする5秒前」、井上陽水「TEENAGER」、ウルフルズ「明日があるさ」などにプロデューサーあるいはアレンジャーとして参加、記憶と記録のミリオン・ヒットを数多く手がけている。
最新作はBRADIO『YES』。
牧村憲一、柴那典との共著に『渋谷音楽図鑑』(太田出版、2017年)がある。
本書が初の単著。

加藤賢策(かとう・けんさく)
1975年生まれ。
株式会社ラボラトリーズ代表取締役、アートディレクター&グラフィックデザイナー。
武蔵野美術大学・女子美術大学非常勤講師。
東京ピストルを経て2013年に株式会社ラボラトリーズを設立。
各種グラフィックデザイン、ブックデザイン、WEBデザイン、サインデザインなどを手がける。

鈴木茂(すずき・しげる)
『YMOのONGAKU』編集担当。
2007年、共同代表・木村とともにアルテスパブリッシングを創業。
内田樹『村上春樹にご用心』『困難な結婚』、菅付雅信『はじめての編集』、長谷川町蔵×大和田俊之『文化系のためのヒップホップ入門』、安冨歩『マイケル・ジャクソンの思想』、大石始『ニッポンのマツリズム』などの編集を手がける。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

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