今年5月に『雑文御免』『うっかり失敬』の2冊を同時刊行した元NHK職員で作家の浅生鴨さん曰く、合計760ページを超えるエッセイ集をまとめた理由は、「僕自身のため」。
一方、今年6月に初の著書『読みたいことを、書けばいい。』を上梓した元電通コピーライターで自称「青年失業家」の田中泰延さん曰く、「すべての文章は自分のために書かれる」。
「自分のために」書かれたお二人の文章は、しかし、結果として、たくさんの人に愛読されています。
今回は、「書くこと」とどのように向き合っているのか、「読む」と「書く」の関係とは、お二人に共通する「読み手として書く」というスタンスなどについて、新刊の制作過程とともに、徹底的に語り合って頂きます。
終了後、お二人のサイン会も開催いたします。
【プロフィール】
浅生鴨(あそう・かも)
1971年、兵庫県生まれ。作家、広告プランナー。
NHK職員時代の2009年に開設した広報局ツイッター「@NHK_PR」が、公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、中の人1号として大きな話題になる。
2013年に「群像」で発表した初の短編小説「エビくん」は注目を集め、日本文藝家協会編『文学2014』に収録された。
2014年にNHKを退職し、現在は執筆活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がけている。
著書に『中の人などいない』『アグニオン』『猫たちの色メガネ』『伴走者』などがある。
田中泰延(たなか・ひろのぶ)
1969年大阪生まれ。早稲田大学第二文学部卒。学生時代に6000冊の本を乱読。
1993年株式会社電通入社。24年間コピーライター・CMプランナーとして活動。
2016年に退職、「青年失業家」と自称しフリーランスとしてインターネット上で執筆活動を開始。
webサイト『街角のクリエイティブ』に連載する映画評「田中泰延のエンタメ新党」「ひろのぶ雑記」が累計330万PVの人気コラムになる。
その他、奈良県・滋賀県・福島県など地方自治体と提携したPRコラム、写真メディア『SEIN』連載記事を執筆。
映画・文学・音楽・美術・写真・就職など硬軟幅広いテーマの文章で読者の熱狂的な支持を得る。
「明日のライターゼミ」講師。本書が初の著書。
日程 / 2019年7月15日 (月)
時間 / 18:00~19:30 開場 17時半~
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
受付は終了いたしました。
*当日券の発売およびキャンセル待ちは行っておりません。