2019年7月28日(日)

元毎日放送・報道部記者 西村秀樹さんによるト-クイベント 『朝鮮戦争に「参戦」した日本』(三一書房)発刊記念

【隆祥館書店】
敗戦後の日本が経済復興に成功したのは、大国によって朝鮮半島が北と南に分かれて戦争をさせられた朝鮮戦争による特需でした。
一方、日本は平和憲法のもと、不戦の誓いを立てたと、ほとんどの日本人が思っていますが、現実は違います。
この戦争に日本は実質的に参戦し、戦死者も出しています。
本書は米国の兵站基地とされた日本において、戦争を止めようとして闘った人々の記録でもあります。
1952年に約1000人が反戦平和を叫んで吹田操車場になだれ込み、111人が起訴されますが、裁判の結果、全員が無罪になります。
何があったのか、大阪での事件でもあり、私は興味を持ちました。
米朝首脳会談後の今こそ、「朝鮮戦争と日本」を知ることが大切だと思い、西村さんをお呼びするイベントを企画しました。
この機会にぜひ!

【プロフィール】
著者:西村秀樹(ニシムラヒデキ)
1951年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、毎日放送入社。
おもに報道局で放送記者を務める。
JNN報道特集「妻たちの7年・第十八富士山丸事件」「北朝鮮の軍と豆満江」、映像90「範(くびき)の女・朝鮮人従軍慰安婦」などの番組を担当。
北朝鮮には‘82年の金日成主席生誕70周年行事の取材以来6回、済州島から豆満江まで朝鮮半島をほぼ南北に縦断して取材を敢行した。
2011年から近畿大学人権問題研究所客員教授。
現在は同志社大学・立命館大学の非常勤講師、日本ペンクラブ平和委員会副委員長。
【著書】
『北朝鮮・闇からの生還~富士山丸スパイ事件の真相』光文社
1994『北朝鮮抑留―第十八富士山丸事件の真相』岩波現代文庫
2004『大阪で闘った朝鮮戦争~吹田枚方事件の青春群像』岩波書店
2004本書は、さらに15年の年月をかけた追加取材を得て、これを、大幅に加筆したもの

司会:二村知子(ふたむらともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として出場したパンパシフィック大会では2年連続世界第3位に。
現役引退後、隆祥館書店に入社。
2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年4月からは、臨床心理士である宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書の無料サ-ビスを始め、温かい社会を目指している。

『朝鮮戦争に「参戦」した日本』発刊記念
元毎日放送・報道部記者西村秀樹さんによるト-クイベント
司会 二村知子

開催日:2019年7月28日(日曜日)
時間:14:30開場15:00開演
会場:隆祥館書店8階多目的ホ-ル
参加費:参加費3700円(内訳ト-ク1,000円+『『朝鮮戦争に「参戦」した日本』2,700円)
当日の場合:参加費500円アップになります。(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
振込先:三井住友銀行上町支店(普通)1353923カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店 後援:三一書房

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