2019年7月26日(金)

【紀伊國屋書店Kinoppy & 光文社古典新訳文庫 Readers Club読書会 #55】「恋愛をモチーフに、さまざまなテーマを織り込んだ一大恋愛叙事詩、『アンナ・カレーニナ』の魅力」 講師:望月哲男先生 聞き手:駒井稔

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「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」。
この有名な出だしで始まるのがトルストイの代表作『アンナ・カレーニナ』です。
青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナと、その夫カレーニン。
そしてこの三角関係と対照的に描かれるのがリョーヴィンとキティ夫妻。
19世紀後半のロシアの貴族社会を舞台に、トルストイは愛と理性、虚飾と現実、生と死、そして宗教と社会、真実の愛を求めて苦悩する人間たちの生きざまを、一大恋愛叙事詩に仕上げました。
今回は、登場人物の微妙に揺れ動く心理を、端正かつ抑制の利いた訳文で鮮やかに再現した訳者の望月哲男先生に、この作品の魅力について語っていただきます。
併せて、孤独死や嫉妬による妻殺しなど、現代的テーマを扱った『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』も取り上げます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

光文社古典新訳文庫が紀伊國屋書店電子書籍Kinoppyとコラボレーションして開催するReaders Club読書会(Reading Session)、第55回です。

○日時:2019年7月26日(金)18:30~ (開場18:15)
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
○定員:50名
○参加費:無料
○参加方法:2019年7月3日(水)午前10:00より2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
○お問い合わせ 新宿本店2階カウンター 03-3354-5702

*イベントは1時間30分~2時間程度を予定しております。
*トーク終了後ご希望の方には講師の著書・翻訳書にサインをお入れします。
*19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

【プロフィール】
望月哲男 先生
1951年生まれ。北海道大学名誉教授。ロシア文化・文学専攻。
著書に『「アンナ・カレーニナ」を読む』『ドストエフスキーカフェ-――現代ロシアの文学風景』、訳書に『白痴』『死の家の記録』(ドストエフスキー)、『アンナ・カレーニナ』『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』(トルストイ)、『ロマンⅠ、Ⅱ』(ソローキン)、『ドストエフスキーの詩学』(バフチン、共訳)、『青い脂』(ソローキン、共訳)など。
『アンナ・カレーニナ』でロシア文学翻訳最優秀賞受賞。

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