2019年8月4日(日)

歴史トーク ~小栗上野介が遺した軍港遺産~

【うみべのえほんや ツバメ号】

ツバメ号では初めての歴史トークです❣️

歴史を作った横須賀ゆかりの偉人小栗上野介とその時代について知ると、絵本「よこすか開国物語」がより楽しめると思いますよ✨
歴史を知ると、横須賀がもっと好きになる!!

歴史トーク(第1弾)
「よこすか開国物語」~小栗上野介が遺した軍港遺産~

日時:8月4日(日)17:00~18:00
講師:宇内裕之さん
参加費:700円(お飲物とおやつ付き)

☆ トーク終了後も、お時間ある方は、歴史についておしゃべりしたり、閉店時間の19時まで、ごゆっくりどうぞ。

お申込み・お問合せ:
うみべのえほんやツバメ号まで
TEL:046-884-8661
MAIL:ehon_tsubamegou@kkf.biglobe.ne.jp
FBメッセージでも可

【講師プロフィール】
宇内裕之(うない ひろゆき)
1990年生まれ(横須賀市出身・在住) 2008年横須賀市立横須賀総合高等学校 卒業 2013年明治大学史学地理学科 卒業 市内中学校教員を経て、現在、宇内建設(株)勤務及び赤星直忠文化財資料館研究員

【講師からの内容紹介】
歴史作家 司馬遼太郎は、横須賀を「日本近代工学のいっさいの源泉」と評し、幕末に創建された横須賀製鉄所から日本中に近代化の種がまかれたと語っています。

横須賀に始まる日本の近代化、その構造改革を行ったのが、本日の主人公″小栗上野介″。
司馬遼太郎は、小栗上野介を「明治国家の父」に位置付けます。

江戸幕府末期、幕府の旗本(幕臣)として、世界一周を果たした小栗上野介は、欧米の技術力と欧米に支配される国々の悲惨な状況を目の当たりにし、様々な改革を発案します。

横須賀製鉄所建設のほか、洋式陸軍制度、鉄道、国立銀行、電信・郵便、株式会社・商工会議所の近代的経営方法など。

こうした改革案は、明治政府によって次々に実現されていきます。
政治・外交などの分野で活躍した大隈重信は「明治の近代化はほとんど小栗上野介の模倣にすぎない」と述べています。小栗上野介の先見性がわかります。

横須賀製鉄所の1号ドライドッグは、約150年が経過した現在も活躍し、軍港の街「ヨコスカ」を支えています。

『開国物語』は、2003年 ペリー来航150周年を記念して作成された、故かこさとしさんによる作品です。
ぜひ、お手に取っていただき、かこさとしさんの絵や文に触れて、横須賀縁の偉人に思いを馳せていだければと思います。

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