ポルトガルの国民的詩人・作家であるフェルナンド・ペソアの代表作『不安の書【増補版】』の刊行を記念し、トークイベントを開催します。
山本貴光さんと、装丁を担当した杉田敦さんにペソアについて語りつくしてもらう、ペソア愛に溢れたトークイベントです。
本名だけでなく別人格のカエイロ、レイス、カンポスなどの「異名者」を作り出し創作をおこなったペソア。
今回、新思索社より刊行していた散文集『不安の書』を増補版として装丁も新たに刊行します。
今年は、EUフィルムデーズでも『いかにしてフェルナンド・ペソーアはポルトガルを救ったか』を上映、短編小説集『アナーキストの銀行家』(彩流社)も刊行、とペソア注目の年。
ペソアファンはもちろん、ペソアにこれから触れる人の御参加もお待ちしています。
日 時|2019年8月7日(水) 19:00開始 18:45開場
会 場|紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
参加料|500円
受 付|7月17日(水)よりお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-0131
新宿本店代表番号(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
<プロフィール>
杉田 敦(すぎた・あつし)
1957年生まれ。
美術批評、art & river bankディレクター、女子美術大学教授。
名古屋大学理学部物理学科卒業。
主な著書に 『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房、1998年)、『ナノ・ソート』(彩流社、2008年)、『静穏の書』 (彩流社、2015年)などがある。
その他、「批評家の海岸」プロジェクトで越後妻有アートトリエンナーレ(2009年)に 参加、個展「サンクチュアリ、あるいはアジールのあとにくるもの」(空蓮房、2015年)、オルタナティヴ・スクール 「nano school」(blanClass)、クリティカル・ジャーナル『+jouranal』の編集・発行などの実践もある。
2017年にはリスボン大学芸術学部大学院博士過程で教鞭をとりながら、欧州各地の国際展を巡り、その様子をARTiTにて連載。
2019年、同連載の刊行を彩流社より予定している。
山本 貴光(やまもと・たかみつ)
文筆家・ゲーム作家。
コーエーでゲーム開発に従事の後、フリーランス。
著作に『文体の科学』『「百学連環」を読む』『文学問題(F+f)+』『投壜通信』ほか。
『本の雑誌』で「マルジナリアでつかまえて」を、『文藝』で文芸季評「文態百般」を連載中。
今期は、社会情報大学院大学で三宅陽一郎さんと「人工知能論」の講義を担当中。
twitter: yakumoizuru
<注意事項>
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
・当日会場では、『不安の書【増補版】』の販売をいたします。また、ご登壇者お二人の著作もいくつか販売いたします。
・イベント会場での動画撮影・録音はお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、
イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
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