JIDF女子力ラボ≪第6回開催≫
没後十年企画「倉橋由美子の世界を語る!」
「女子力」という言葉がメディアをにぎわせている。でも、それは本当に女性の活躍を意味しているの?お化粧上手、お料理上手といったことが「女子力」だとしたら、昔ながらの”女性らしさ”のやきなおし。今、本当の「女子力」とはなんなのか!?ラボディレクターである蜷川有紀が描いた『最後の祝宴』の原画をご覧頂きながら、ゲストに論客・豊﨑由美氏をお迎えし 女子力ならぬ妖女力満載の小説家・倉橋由美子の世界を、熱く語りあう一時間半です。
ゲスト・豊﨑由美さん
ラボディレクター・蜷川有紀さん
ラボマスター・佐伯順子さん
日時◆2015年7月19日(日) 19:00開演/18:30開場
会場◆紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
出演者◆豊﨑由美(書評家)、蜷川有紀(画家・女優)、佐伯順子(比較文化学者)
定員◆50名様
参加料◆500円
参加方法◆
6月18日(木)午前10時より店頭またはお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-5702
新宿本店2階売場直通(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
注意事項◆
・参加料500円はイベント当日、会場にてお支払いいただきます。(お支払い方法は現金のみとさせていただきます)
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
・イベント会場での撮影、録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。
出演者プロフィール◆
豊﨑由美(とよざき・ゆみ)
1961年生まれのライター。「TV Bros.」「GINZA」などの雑誌で主に書評を連載。著書に『そんなに読んで、どうするの?』『ニッポンの書評』『まるでダメ男じゃん!』、共著に『文学賞メッタ斬り!』『百年の誤読』『石原慎太郎を読んでみた』など。
蜷川有紀(にながわ・ゆき)
1978 年、つかこうへい構成・演出『サロメ』にて、3000人の応募者の中から主役に選ばれ女優としてデビュー。1981年、映画『狂った果実』でヨコハマ映画祭新人賞受賞。以降、映画『ひめゆりの塔』『もどり川』やTV『鬼龍院花子の生涯』など出演作多数。女優業だけにとどまらず2004年には、鈴木清順原案の短編映画『バラメラバ』を監督・脚本・主演。『バラメラバ』小説&DVD を上梓。2008 年、Bunkamura Galleryにて絵画展『薔薇めくとき』を開催。同年度情報文化学会・芸術大賞受賞2010年 『薔薇まんだら』、2012 年『薔薇都市』(Bunkamura Gallery)、2013年『薔薇迷宮』などの個展も大盛況をおさめる。その他、テレビ東京開局45 周年番組『寧々・おんな太閤記』タイトル画、倉橋由美子『最後の祝宴』表紙画なども手がけ、岩絵の具で描き上げた魅惑的な作品が女性たちの圧倒的な支持を得ている。また、日本文化デザインフォーラム幹事、(財)全国税理士共栄会文化財団 / 芸術活動分野選考委員、InnovativeTechnologies特別賞選考委員等として多くの文化活動にも貢献している。
佐伯順子(さえき・じゅんこ)
同志社大学大学院社会学研究科教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士1992年)。国際日本文化研究センター客員助教授(1993~96年)。チュラーローンコーン大学招聘教授(2007年)、インディアナ大学客員研究員(1994-95年)、ベルリン自由大学客員研究員(2010-11年)。専門分野は比較文化、女性史、メディア学。著書に『遊女の文化史』(中公新書)、『「色」と「愛」の比較文化史』(岩波人文書セレクション、サントリー学芸賞、山崎賞)、『「女装と男装」の文化史』(講談社選書メチエ)、『明治<美人>論――メディアは女性をどう変えたか』(NHKブックス)『<男の絆>の比較文化史――桜と少年』(岩波現代全書)ほか。
最後の祝宴
倉橋由美子 / 幻戯書房
2015/06出版
ISBN : 9784864880725
価格:
¥4,104
(本体¥3,800)
横隔膜のあたりに冷たい水のような笑いがにじんでくる―60年代年からの”単行本未収録”作品を集成。
江藤淳との”模倣論争”全貌をここに解禁!初期15年間の全作を網羅した300枚に及ぶ一大文学論「作品ノート」と辛辣なユーモア溢れる50篇350枚を初めて集成した著者最後の随想集。
主催/一般社団法人 日本文化デザインフォーラム 協力/紀伊國屋書店新宿本店・幻戯書房
(新宿本店・梅﨑実奈)