2015年7月10日(金) / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
1948年に漫画家としてデビューして以来、2005年に亡くなるまで50年以上にわたり、
漫画家、イラストレーター、エッセイスト、そして絵本画家として縦横無尽の活躍をした長新太。
現在、ちひろ美術館・東京で開催中の没後10年「長新太の脳内地図」展は、
独自のナンセンス絵本で新境地を切り拓いた奇才・長新太の頭のなかを覗くというコンセプトで企画した展覧会です。
あわせて同名の図録も発売されました。
今回のイベントでは、
同展を担当したちひろ美術館学芸員と代官山 蔦屋書店ブックコンシェルジュが、
長新太の魅力を前のめりに熱く語りあいます。
そして、展示や書籍では紹介しきれなかった資料や作品などもご紹介します。
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1. なぜ、ちひろ美術館で長新太展なのか。
そして、代官山 蔦屋書店で長新太フェア・イベント開催なのか。
2. 今回の企画の経緯とコンセプト
3. 長新太の仕事の幅:漫画/グラフィックデザイン/絵本/タブロー/エッセイ
4. 長新太の造形的な魅力: linear(マンガの線)/painterly (絵具の筆致)/生理的な快さ
5. 長新太のナンセンスの特徴:鶴見俊輔と谷川俊太郎によるナンセンス論から/長新太のアニミズム哲学
6.長新太のユーモア:ユーモアの舞台「ちへいせんがみえるところ」/反復による積み重ねと圧倒的な異形の出現
などなど・・・・
(内容・企画は予告なく変更になる場合がございます)
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【参加】
チケット1,000円(税込み)をご購入のお客様
→おみやげ&レジュメつき!
【時間】
トーク 19時~20時半
※イベント開場は18時45分となります。先着順です。(整理券番号順ではありません)
※上記の時間はあくまでも予定です。内容によって前後する可能性があります。
【ご参加方法】
代官山 蔦屋書店店頭またはお電話にて、イベントのご予約ができます。
店頭受付予約:代官山 蔦屋書店 1号館2階 児童書カウンターまたは映像カウンター
電話予約:03-3770-2525
【定員】
50名
※イベント受付はご予約を含め定員に達し次第終了いたします。
【プロフィール】
長 新太(ちょう しんた)生没年(1927~2005)
東京に生まれる。1948年東京日日新聞のマンガコンクールに一等入選し、漫画家となる。
1958年堀内誠一の勧めで、最初の絵本『がんばれ さるの さらんくん』を手がける。
1959年『おしゃべりな たまごやき』で文藝春秋漫画賞、1981年『キャベツくん』で絵本にっぽん大賞、
2005年『ないた』で日本絵本大賞など受賞多数。柔軟で斬新な発想の絵本を発表し続け、日本の絵本界にナンセンスの分野を切り拓いた。
原島 恵(はらしまめぐみ)
1970年東京都生まれ。 筑波大学大学院芸術学研究科修士課程修了。
公益財団法人いわさきちひろ記念事業団 ちひろ美術館・東京 アソシエイト 主任学芸員。2006年「ありがとう!チョーさん 長新太展ナノヨ」、2013年「ずっと長さんとともに―長新太が描いた子どもの本」展、2015年 没後10年「長新太の脳内地図」展などを担当。
開催概要
- 会期:
- 2015年7月10日(金)
- 会場:
- 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
- 開館時間:
- トーク:19:00~
- 主催:
- 代官山 蔦屋書店
- 協力:
- ちひろ美術館様
- お問い合わせ:
- 03-3770-2525