小野春 × 八尋遥 トークイベント
人生の数だけある〝家族のかたち〟
~『ふたりママの家で』(サウザンブックス社)をめぐって~
司会:宇田川しい(サウザンブックスPRIDE叢 書編集主幹)
『ふたりママの家で』は、ふたりの母親と子どもたちの何気ない日常を、母親たちのもとへ養子としてやってきた長女の「わたし」の視点から描いた作品です。同じく養子として迎えられた弟と妹とともに愛情たっぷりに育てられる日々を温かくつづっており、“家族のかたち”を考えさせる物語でもあります。
今回は関係者の方々に本書の翻訳出版に至るまでの経緯をはじめ、LGBT絵本の動向・海外との比較、LGBT家族の現状、そして2019年2月に実施された同姓婚を巡る集団訴訟などについてお話しいただきます。
日時:2019年9月4日(水)午後6時~7時30分
※当日は午後5時にて一旦早仕舞いいたします。
5時40分の受付開始までは店内でお待ちいただくことができませんので、ご了承ください。
会場:教文館6階 ナルニア国店内 ★受付は17時40分~
定員:60名
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください(現金のみ)
※当日『ふたりママの家で』ご購入の方は無料
【申込方法】 ★メールまたはお電話で(先着順)
●メールでお申込みの場合は下記のアドレスに必要事項をお書き添えの上、ご送信ください。
申込メールアドレス:narnia@kyobunkwan.co.jp (24時間OK!)
件名:「9月4日トークイベント参加希望」/本文:①参加者のお名前 ②電話番号
★メールで申込みの方へ★
必ずナルニア国のアドレスからの返信を受信可能にしてください。ナルニア国からの返信を受信した時点で受付が完了します。送信から3日以内に返信が届かない場合は受付が完了していませんので、お電話にてお問い合わせください。
●お電話でお申込みの場合はナルニア国までご連絡ください。
申込み電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後8時) ※1コール1名様のみ
【登壇者プロフィール】
★小野 春(おの はる)
本書の翻訳出版クラウドファンディングの応援団体「にじいろかぞく」代表。〈2019.2.14同性婚を巡る集団訴訟〉の原告の一人。
★八尋 遥(やひろ はるか)
担当編集者。LGBT系ユースの居場所「にじーず&にじっこ」のスタッフ。
★宇田川 しい(うだがわ しい)
記者、ライター。セクシュアルマイノリティがプライドを持って生きるためのシリーズ、サウザンブックスPRIDE叢書編集主幹。
ハフポスト等のwebメディアにて、LGBTイシューについての取材・執筆を行う。
絵本作家:パトリシア・ポラッコ
アメリカの絵本作家。ロシア絵画、ギリシア絵画などを専門に美術学修士と美術史博士号を持つ。現在もロシアとアメリカの友好・相互理解を助けるプログラムの支援はじめ、社会的な活動に深く関わっている。『ふたりママの家で』は、「ちょっと変わった、でも素晴らしい家庭で育つ子どもが、自らの家庭環境を祝福できるような物語の必要性」を感じて書いた。邦訳絵本に『彼の手は語りつぐ』(あすなろ書房)、『チキン・サンデー』(アスラン書房)、『ありがとう、フォルカー先生』(岩崎書店)などがある。