若松英輔さん初の詩のエッセイ集『詩と出会う 詩と生きる』の刊行にあたり、歌人の俵万智さんとの対談が実現しました。おふたりは、いつ・どこで「うた」と出会い、どのように「うた」とともに生きてきたのか。「うた」とともに生きる意味とは何なのか。言葉の「重み」が問われる時代、現代における「うた」の可能性を語り合います。
俵万智 たわら・まち
1962年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年刊行の歌集『サラダ記念日』で翌年、第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行い、96年より読売歌壇の選者を務める。2004年、『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞、06年、歌集『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞を受賞。著書に『俵万智訳 みだれ髪』(河出書房新社)『牧水の恋』(文藝春秋)など多数。
若松英輔 わかまつ・えいすけ
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎賞受賞、18年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学賞受賞詩部門受賞。『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学術賞を受賞。著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)など多数。
日程:2019年8月26日 (月)
時間:19:00~20:30
開場:18:30~
料金:1,500円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室