2019年8月14日(水)

橋本倫史 × 柴崎友香「まだ見ぬ「わたし」、見知らぬ街を書き記す」 『市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々』(本の雑誌社)刊行記念

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橋本倫史さんの新刊『市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々』が、本の雑誌社より刊行されました。

2019年6月に建て替えを迎えた沖縄県那覇市の第一牧志公設市場。
戦後の闇市を起源に持ち、70年以上の歴史を抱えるこの市場に通い詰めて、界隈の人々を取材した橋本さん。
わずかな休み時間に昼食を頬張る姿、裏路地で一服する姿、市場内の出前で配達してもらったアイスコーヒーで喉を潤す姿、帳場に置いたテレビを眺めて過ごす姿、文庫本を読みふける姿等々。
”市場で働く人々”を置い続けた先に浮かび上がるのは沖縄の戦後史。
本書は、観光で触れる沖縄とはちょっとちがう、昭和から平成を生きた市場の人々の日常を記録した一冊です。

今回B&Bでは、『市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々』刊行を記念してイベントを開催します。
橋本さんが那覇で取材を重ねていたとき、知人から紹介されたのが柴崎さんの『わたしがいなかった街で』だったといいます。
そこに描かれていた、記憶のこと、時間のこと、土地のこと、かつてそこにいた誰かのことについて思いを馳せながら、那覇の街を歩いた経験が、今回の対談につながりました。

おふたりにとって街をみつめるということとは?
その時間は、どのような姿かたちとなって記憶や時間に刻まれているのか。お話しいただきます。

どうぞお楽しみに。

【出演】
橋本倫史(ライター)
柴崎友香(小説家)

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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