人口約550万人、小国ながらもPISA(15歳児童の学習到達度国際比較)で多分野において1位を獲得、近年は幸福度も2年連続世界1となったフィンランド。
その教育を我が子に受けさせてみたら、入学式も、運動会も、テストも、制服も、部活も、偏差値もなかった…
小学校から大学まで無償、シンプルで合理的な制度、人生観を育む独特の授業……AI時代に対応した理想的な教育の姿を、同書でつまびらかにした著者と、いわゆる「底辺校」と呼ばれる学校の再生を描いた『県立!再チャレンジ高校』や『PTA不要論』などの著作で知られる黒川祥子さんの公開対談。
日本の教育に足りないもの、不要なものは何か、これからの子供の教育には何が欠かせないのか――「人を育てる」ことの根源を問う。
【出演者プロフィール】
岩竹美加子(いわたけ・みかこ)
1955(昭和30)年、東京都生まれ。
早稲田大学客員准教授、ヘルシンキ大学教授を経て2019年6月現在、同大学非常勤教授(Dosentti)。
ペンシルベニア大学大学院民俗学部博士課程修了。
著書に『PTAという国家装置』、編訳書に『民俗学の政治性』など。
黒川祥子(くろかわ・しょうこ)
福島県生まれ。ノンフィクション作家。東京女子大卒。
著書に『誕生日を知らない女の子 虐待——その後の子どもたち』(第11回開高健ノンフィクション賞)、『「心の除染」という虚構』『県立!再チャレンジ高校』『PTA不要論』など。
時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order