2019年9月21日(土)

神林長平 デビュー40周年記念トークショー 神林長平 × 虚淵玄 × 小川哲 × 前島賢

神林長平デビュー40周年を記念したトークショー。イベントは二部構成となります。

第1部 言葉使い師の軌跡
出演:神林長平、虚淵玄、小川哲 (司会・高柳カヨ子)
当代随一の人気脚本家・虚淵玄と、『ゲームの王国』で山本周五郎賞&日本SF大賞受賞の新鋭・小川哲が、神林長平という作家の真髄に迫ります。

第2部 YUKIKAZE calling
出演:神林長平、前島賢、塩澤快浩(早川書房)
ほぼ10年ごとに3作が刊行されてきた人気シリーズ《戦闘妖精・雪風》の変遷を、ライターの前島賢氏と、担当編集者の塩澤とともにふりかえります。
トーク終了後には神林長平氏のサイン会を開催します。
サイン対象本は、神林長平氏の新刊『先をゆくもの達』(8月20日(火)発売)です。

神林長平 かんばやし・ちょうへい
1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。

虚淵玄 うろぶち・げん
ニトロプラスに所属する小説家・脚本家。ゲーム『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』『鬼哭街』、小説『Fate/ZERO』(星海社文庫)、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』『PSYCHO-PASS サイコパス』など多数のヒット作を生み出す。近年では、台湾の伝統的な人形劇「布袋劇」を用いた『Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀』を手がけている。09年には『神林長平トリビュート』(早川書房)に参加。

小川哲 おがわ・さとし
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。2015年、『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、デビュー。2017年刊行の長篇『ゲームの王国』(早川書房)で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。第39回吉川英治文学新人賞の最終候補にもなった。現在、「小説すばる」(集英社)で「地図と挙」を連載中。

前島賢 まえじま・さとし
主にライトノベルとSFを中心に活動するライター。著書に『セカイ系とは何か』(星海社文庫)。大樹連司の名義では、ニトロプラス所属の小説家、シナリオライターとして活動し、『楽園追放2.0:楽園残響』(ハヤカワ文庫JA)、『GODZILLA 怪獣黙示録』(角川文庫)などがある。

日程:2019年9月21日 (土)
時間:一部:13:30~14:20 二部:14:30~15:20
開場:13:00~
料金:1,500円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室

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籍情報
『先をゆくもの達』
神林長平/著
1,800円+税
火星の古いコロニー、ラムスタービル。地球人が残した〈全地球情報機械〉を探索することが生き甲斐のナミブ・コマチは、火星人の寿命90歳を拒否する祖母と共感している自分に戸惑いつつ、子孫を残すこと=自らの性欲を自覚し、火星で初めての男児を産み落とす。作家デビュー40周年記念作品。

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