2015年6月に創刊する小雑誌『映画横丁』を記念して、創刊号にも寄稿されている四方田犬彦さんをお招きして、映画と酒をめぐるトークイベントを開催します。
西部劇に登場するウイスキー、映画史上に残る名台詞「君の瞳に乾杯!」で有名な『カサブランカ』のシャンパン、日活ギャング映画に登場する異国情緒あふれる酒場など、映画のなかに登場するお酒や酒場を数え上げればきりがありません。雑誌『映画横丁』のテーマである「映画と酒」の不思議な関係について、映画はもちろん食文化・飲酒文化にも詳しい四方田犬彦さんに存分に語っていただきます。
下北沢の本屋に一日だけ出現する映画酒場。みなさまふるってご参加ください。
【出演者プロフィール】
四方田犬彦(よもた・いぬひこ)
1953年大阪生まれ。東京大学・大学院で学んだ後、明治学院大学教授として長らく映画史の教鞭を執り、建国大学校、中央大学校(ともにソウル)、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、清華大学などで客員教授・客員研究員を務める。現在は映像と文学を中心に文化現象一般について、探求と執筆に専念。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、伊藤整文学賞、芸術選奨など受賞多数。最近の著書に『民族でも国家でもなく』(李鳳宇との共著、平凡社)、『台湾の歓び』(岩波書店)など。
『映画横丁』(えいがよこちょう)
いつもの通り道からふっと横道にそれるように、見知らぬ街の横丁で酒場をはしごするようにゆったりと映画を楽しみたい。そんな人たちに贈る小さな映画雑誌。全国の書店、古本屋、映画館等で6月上旬発売予定。創刊号の特集は「酒場でウイスキーを」。(A5判/本文28ページ/定価:500円+税/発行:株式会社Sunborn)
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出演 _
四方田犬彦(評論家・作家)
月永理絵(『映画横丁』編集人)
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時間 _
15:00~17:00 (14:30開場)
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場所 _
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F -
入場料 _
1500yen + 1 drink order