辻仁成さんの新刊『日付変更線』(上下巻)は、戦後70年に向けて発表される書き下ろし長編小説です。
ハワイに住む日系四世の青年ケインは、小説家を目指している。彼の祖父ロバートは日系二世であり、第二次世界大戦の欧州戦線で勇名を馳せた日系アメリカ人部隊(442部隊)の兵士だった。苛烈な戦争と向き合った日系二世から日系四世まで、日米欧の境界線を超え、1940年代と現代が交錯しながら展開する、壮大な物語。
本書の刊行を記念して、辻仁成さんのトークイベントを開催します。
作品にまつわる様々なお話をうかがいます。
トーク終了後、辻仁成さんのサイン本お渡し会を開催します。
尚、サイン本は上巻のみとなります。
*イベントにはテレビなどの取材が入る予定です。あらかじめご了承ください。
写真 / 宮本敏明
辻 仁成
つじ・ひとなり
東京都生まれ。1989年、「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。1997年、「海峡の光」で第116回芥川賞、1999年、『白仏』の仏訳版 “Le Bouddha blanc” でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を受賞。『右岸』『まちがい』ほか著書多数。
書籍情報
『日付変更線』 上・下
著:辻仁成
発売日:2015年7月3日
単行本/336頁
定価:各1,700円(税別)
集英社 http://www.shueisha.co.jp/