2019年9月13日(金)

佐藤直樹 × 原田マハ × 菅付雅信トークイベント&サイン会「それぞれの創作のはじまり」 『佐藤直樹 紙面・壁画・循環』(美術出版社)刊行記念

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『WIRED』日本版、『composite』、『ART iT』など・・・1990年代半ばから幾多の雑誌・書籍のデザイン、アートディレクションを行うほか、アート・デザイン・建築の複合イベントを行うなどグラフィックデザインの領域だけではない場所で活動を続けてこられた佐藤直樹さん。
2010年代から絵画を描きはじめ、いまなお終わりを想定しない壁画作品を描き続けています。

佐藤さんがデザインからアートへと創作が移行するやや前、2000年代初頭に行われた「Rプロジェクト」や「Central East Tokyo」などでともに協働していた原田マハさんもやはり、同時期にインデペンデントキュレーターから小説家へと活動を推移されていらっしゃいました。

お二人の変革は、どのようにはじまったのでしょうか。

佐藤さんの個展「佐藤直樹展:紙面・壁画・循環」(太田市美術館・図書館で10月20日まで開催)と、本展の公式図録として刊行されるデザインとアートの両面の仕事をまとめた書籍の刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。
お二人とも親交のある編集者の菅付雅信さんの進行で当時を振り返りつつ、いまのご興味、さらにはこれからの展望などをうかがえる貴重な機会となります。
トーク終了後には、佐藤さんのサイン会も開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

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■対象書籍のご紹介
太田市美術館・図書館で開催中の展覧会「佐藤直樹展:紙面・壁画・循環」の全貌をドキュメントするほか、鼎談「佐藤直樹になにが起こったか」(伊藤ガビン、佐藤直樹、椹木野衣)、鼎談「Central East Tokyo前後」(佐藤直樹、竹内昌義、馬場正尊)を新規収録、さらに中村政人(アーティスト、アーツ千代田 3331統括ディレクター)、室賀清徳(編集者)、小金沢智(太田市美術館・図書館学芸員)による各種論考などを掲載します。2010年前後を境に、デザイナー/アートディレクターから絵画制作へとその活動の軸足を移している佐藤直樹を、多角的に紹介するはじめての一冊です。

『佐藤直樹 紙面・壁画・循環―同じ場所から生まれる本と美術の話』
編著:太田市美術館・図書館
デザイン:佐藤直樹+菊地昌隆(アジール)
写真:吉江淳
出版社:美術出版社
判型:A5(210×150mm)
頁数:160頁
予価:2,592円(税込)
発売予定日:2019年8月30日(金)
ISBN:9784568105162
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【参加条件】
銀座 蔦屋書店にて下記の商品をご購入いただいた方にご参加いただけます。
・書籍付き(『佐藤直樹 紙面・壁画・循環―同じ場所から生まれる本と美術の話』:2,592円/税込)イベント参加券3,500:円/税込
・イベント参加券:1,500円/税込

【申込方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2019年9月12日(木)午前9時の受注分までとさせていただきます。

【注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。

【プロフィール】
佐藤 直樹(さとう なおき)
1961年東京都生まれ。
北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。
美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。
1994年、『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクターに就任。
1998年、アジール・デザイン(現アジール)設立。
2010年、アートセンター「アーツ千代田3331」の立ち上げに参画。
2012年からスタートしたアートプロジェクト「トランスアーツ東京(TAT)」を機に絵画制作へと重心を移し、「大館・北秋田芸術祭2014」などにも参加。
札幌国際芸術祭2017バンドメンバー(デザインプロジェクト担当)。
3331デザインディレクター。
美学校「絵と美と画と術」「描く日々」講師。
多摩美術大学教授。

原田 マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。
関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。
森美術館設立準備室勤務、ニューヨーク近代美術館への派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。
2006年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー。
12年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞受賞。
17年『リーチ先生』で新田次郎文学賞受賞。
著書に『本日は、お日柄もよく』『ジヴェルニーの食卓』『暗幕のゲルニカ』『サロメ』『たゆたえども沈まず』『常設展示室』など多数。

菅付 雅信(すがつけ まさのぶ)
編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役。
1964年生。法政大学経済学部中退。
角川書店『月刊カドカワ』、ロッキングオン『カット』、UPU『エスクァイア日本版』編集部を経て独立。
『composite』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、出版物の編集から、内外のクライアントのプランニングやコンサルティングを手掛ける。
著書に『はじめての編集』『物欲なき世界』、対談集『これからの教養』等がある。
またアートブック出版社ユナイテッドヴァガボンズの代表も務める。
『コマーシャル・フォト』『WIRED JAPAN』WEBで連載中。
下北沢B&Bで「編集スパルタ塾」を主宰。NYADC銀賞受賞。

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オンラインショップでの受付は2019年9月12日(木)午前9時の受注分までとさせていただきます。

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